青野未来

青野未来（あおの みく、1990年8月21日 - ）は、日本の女性プロレスラー、女優として多岐にわたる活動を展開しています。埼玉県川越市出身で、血液型はA型、現在はマリーゴールドに所属しています。

プロレスラーとしての軌跡

2017年6月25日、東京・新木場1stRINGでの万喜なつみ戦でプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。デビュー戦は敗北したものの、その後、着実に実力をつけ、9月24日には斎藤未来戦でプロ初勝利を飾りました。2018年にはBeginning初の王者決定戦に出場するなど、その活躍は目覚ましいものがありました。しかし、2021年末にはアクトレスガールズの活動終了に伴い、一時的にプロレスラーとしての活動を終えることとなります。

2023年3月、アクトレスリングポイントマッチで皇希に勝利し、新体制の初代AWGシングル王者となりました。そして2024年4月、新団体「マリーゴールド」に入団し、プロレス活動を再開。5月20日の旗揚げ戦では、石川奈青とのシングルマッチで勝利を収めました。同年6月には新設されたマリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座の初代王者決定トーナメントにエントリーし、激戦の末、初代王者となりました。

特に、2024年7月13日の両国国技館大会でのMIRAIとの4度目の対戦は、激闘の末、スタイルズクラッシュで勝利。その後、ボジラとの対戦も制し、初代ユナイテッド・ナショナル王者となりました。彼女の持ち味であるパワーファイトと、舞台で培った物怖じしない性格は、プロレスのリングでも存分に発揮されています。

女優としてのキャリア

プロレスラーとしての活動と並行して、女優としても多くの作品に出演しています。2011年には舞台「アリスインプロジェクト ライン♪」で女優デビューを果たしました。2012年には映画「先生、おなか痛いです」で映画初出演を飾り、同年には「ナナとカオル 第2章」で映画初主演を務めました。その後も多くの映画やテレビドラマ、舞台に出演し、その演技力が高く評価されています。主な出演作品には、映画『鳥を見て!』や『耳をかく女』、Vシネマ『外野の恋』、テレビドラマ『結婚しない』、『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』、『獣電戦隊キョウリュウジャー』などがあります。

多才な才能

青野未来は、プロレスラー、女優としての活動に加え、アイドルグループ「Chococoro」のメンバーとしても活動していました。また、グラビア活動やバラエティ番組への出演、ラジオパーソナリティなど、多岐にわたる分野で活躍しています。負けず嫌いの性格と、料理やネイルアートといった特技、スノーボードやボディボードといった趣味を持ち、その多才な才能は多くのファンを魅了しています。

人物像

負けず嫌いで、プロレスデビュー後は体格を活かしたパワーファイトを武器にしています。舞台などで培った物怖じしない性格から、デビュー1年目からメインイベントに出場するなど、即戦力として活躍しました。得意技は、スタイルズクラッシュ、ドロップキック、ラリアット、ダブルアーム・スープレックス、バッファロースリーパー、39（ミク）ロック、ジャーマン・スープレックス・ホールドなど多岐にわたります。入場曲は、アクトレスガールズ時代は「HERO」を、マリーゴールド時代は「Brilliant」を使用しています。

青野未来は、その多彩な才能と、たゆまぬ努力で、今後もプロレス界、エンターテイメント界での更なる活躍が期待される人物です。

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