マルコ・ドミトロヴィッチ

マルコ・ドミトロヴィッチ

マルコ・ドミトロヴィッチ（Marko Dmitrović、1992年1月24日 - ）は、セルビアのスボティツァ出身のプロサッカー選手です。ポジションはゴールキーパーで、元セルビア代表としても活躍しました。現在はプリメーラ・ディビシオンのCDレガネスに所属しています。

クラブ経歴

ドミトロヴィッチは、レッドスター・ベオグラードの下部組織で育成されましたが、トップチームでの出場機会を得ることはできませんでした。出場機会を求めて、2013年9月3日にハンガリーのウーイペシュトFCに移籍しました。

2015年1月6日には、イングランドのチャールトン・アスレティックFCに1年半契約で移籍しました。

2015年7月25日、スペインのセグンダ・ディビシオン（2部）に所属するADアルコルコンにレンタル移籍。その後、2016年7月7日にアルコルコンへ完全移籍を果たしました。

2017年6月23日、SDエイバルへ移籍。加入後、好セーブを連発し、チームのリーガ残留に大きく貢献しました。2021年1月には、セビージャFCがドミトロヴィッチの獲得に興味を示していると報じられました。

2021年1月21日のアトレティコ・マドリード戦では、前半8分に武藤嘉紀が獲得したPKのチャンスに、ドミトロヴィッチ自身がキッカーを務め、ゴールを決めました。これにより、彼はラ・リーガ史上7人目となるゴールキーパーによる得点を記録しました。しかし、試合はルイス・スアレスに2ゴールを許し、1-2で敗北しました。

2021年7月4日、セビージャFCと4年契約を締結。しかし、モロッコ代表のヤシン・ブヌが正守護神として君臨していたため、控えに甘んじることとなりました。ブヌがアフリカネイションズカップで不在の間に出場機会を得て、この年は控えながらも6試合に出場しました。

2024年8月11日、CDレガネスへ移籍しました。

代表経歴

2016年8月、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のアイルランド戦でフル代表に初招集されました。2017年11月14日の韓国戦で代表デビューを果たし、2018 FIFAワールドカップにも出場しました。

2022 FIFAワールドカップでも登録メンバーに選出されましたが、大会を通じてヴァニャ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチの控えとなり、出場機会はありませんでした。

代表歴

出場大会
セルビア代表
2018 FIFAワールドカップ
2022 FIFAワールドカップ
試合数
国際Aマッチ 19試合 0得点（2017年-2022年）

タイトル

ウーイペシュト

マジャル・クパ: 1回 (2013-14)

セビージャ

UEFAヨーロッパリーグ: 1回 (2022-23)

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