マルコ・パヤチ(Marko Pajač、
1993年5月11日生まれ)は、
クロアチアの首都
ザグレブ出身のサッカー選手で、現在はイタリアのセリエAに所属する
ジェノアCFCでMFとしてプレーしています。
クラブ経歴
パヤチは2011年に、当時存在した
NKヴァルテクス・ヴァラジュディンでプロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、2012年6月には
NKロコモティヴァ・ザグレブと5年契約を結びました。しかし、ロコモティヴァ・
ザグレブ加入後すぐに、
NKセスヴェテへ1シーズンの間、期限付き移籍をすることになります。
2014年8月29日、パヤチはハンガリーのヴィデオトンFCへ移籍しましたが、ここでは公式戦への出場機会を得られず、2015年7月にはスロベニアの
NKツェリェに加入しました。
2016年7月2日、イタリアの強豪
カリアリ・カルチョと3年契約を締結し、セリエAの舞台に足を踏み入れました。同年8月21日には、
ジェノアCFC戦でセリエAデビューを果たします。その後、8月26日には
ベネヴェント・カルチョへ1シーズンのレンタル移籍が決定。ベネヴェントでは、リーグ戦16試合に出場し、クラブ史上初のセリエA昇格に大きく貢献しました。
2017-18シーズンは、ペルージャ・カルチョへレンタル移籍し、更なる経験を積みました。
2018年6月27日、
カリアリ・カルチョとの契約を2021年まで延長。しかし、冬の移籍市場が開幕するまでの間クラブに在籍した後、2019年1月31日に
エンポリFCへレンタル移籍。
2019年8月20日、再びレンタル移籍で
ジェノアCFCへ加入し、現在に至ります。
マルコ・パヤチは、これまでのキャリアで様々なクラブを渡り歩き、多くの経験を積んでいます。特に
ベネヴェント・カルチョでのセリエA昇格への貢献は、彼のキャリアにおけるハイライトの一つと言えるでしょう。セリエAでのプレー経験も豊富で、
ジェノアCFCでの今後の活躍が期待されています。
プレースタイル
主にMFとしてプレーするパヤチは、中盤でのボール奪取やパスワーク、攻撃の組み立てに貢献します。正確なパスと視野の広さを持ち合わせており、攻撃の起点となることができます。また、献身的な守備も持ち味であり、チームに安定感をもたらします。
今後の展望
ジェノアCFCでの今後の活躍が期待されるマルコ・パヤチ。セリエAというハイレベルな舞台で、彼の技術と経験を活かし、チームの勝利に貢献することが期待されています。また、
クロアチア代表としての活躍も視野に入れ、更なる成長を目指していくことでしょう。