マレックス・スミス

マレックス・ライデル・スミス

マレックス・ライデル・スミス（Mallex Lydell Smith）は、1993年5月6日生まれのアメリカ合衆国フロリダ州タラハシー出身のプロ[[野球選手]]です。外野手としてプレーし、現在はメキシカンリーグのグアダラハラ・マリアッチスに所属しています。右投左打のスミスは、そのスピードと機動力で特に盗塁に優れた選手として知られています。

経歴

プロ入り前

2011年にはMLBドラフトでミルウォーキー・ブルワーズから指名されましたが、契約することはなく、サンタフェ・カレッジに進学しました。プロに進むためのステップとして大学で経験を積んだ彼は、2012年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから5巡目で指名され、ついにプロ入りを果たしました。

プロ入りとパドレス傘下時代

パドレス傘下での初年度となる2012年には、アリゾナリーグでプロデビューし、その後A-級ユージーン・エメラルズでも活躍しました。2球団合計で35試合に出場し、打率.305、2本塁打、15打点、17盗塁という素晴らしい成績を残しています。

2013年はA級フォートウェイン・ティンキャップスに所属し、110試合で打率.262、4本塁打、29打点、64盗塁を記録しました。また、2014年も引き続きフォートウェインとA+級レイクエルシノア・ストームでプレーし、合計120試合で打率.303、5本塁打、31打点、88盗塁を達成しました。この年のオフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加しました。

ブレーブス時代

2014年12月にはアトランタ・ブレーブスへ移籍します。2015年は、AA級ミシシッピ・ブレーブスとAAA級グウィネット・ブレーブスの両リーグでプレーし、125試合で打率.303、1本塁打、33打点、56盗塁を記録し、同年の11月には40人枠入りしました。

2016年にはAAA級で開幕を迎えましたが、4月にはメジャー初昇格を果たし、ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビューを果たしました。しかし、その後の6月にはけがによって長期離脱を余儀なくされ、年間では72試合で打率.238、3本塁打、22打点、16盗塁となりました。

レイズ時代

スミスは2017年にシアトル・マリナーズ、市場でのトレードを経てタンパベイ・レイズに所属。その年は81試合で打率.270、2本塁打、12打点、16盗塁を記録しました。2018年には141試合に出場し、打率.296、2本塁打、40打点、40盗塁を達成し、初めて規定打席にも到達しました。

マリナーズ時代

2018年11月にはマリナーズへ移籍し、2019年には46盗塁を記録してアメリカンリーグの盗塁王に輝く活躍を見せました。しかし、2020年にはマイナー契約となり、その後自由契約となりました。

レッズ傘下とブルージェイズ傘下時代

2020年11月にメッツとマイナー契約、その後2021年にシンシナティ・レッズと契約。2021年8月にはトロント・ブルージェイズへのトレードで移籍しましたが、2022年6月には自由契約となりました。

独立リーグとメキシカンリーグ

2022年には独立リーグであるカンザスシティ・モナークスに入団し、27試合で打率.281と11盗塁を記録します。その後、メキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズとの契約を経て、現在はグアダラハラ・マリアッチスに所属しています。

詳細情報

スミスはその盗塁能力に特に秀でており、2019年にはアメリカンリーグの盗塁王に輝いた経験を持ちます。プロの世界で職を求める彼のキャリアは、様々なリーグを渡り歩くものでしたが、その都度磨き続けてきたスピードとスキルは、今後も注目されるでしょう。

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