マーク・レッドマン

マーク・レッドマン：記憶に残る左腕投手の軌跡

マーク・レッドマン（Mark Allen Redman, 1974年1月5日 - ）は、カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手。左投左打の投手として、MLBの舞台で活躍しました。

プロ入り前

1992年のMLBドラフトでデトロイト・タイガースから指名を受けますが、契約せずにオクラホマ大学へ進学。1994年には、ビッグ・エイト・カンファレンスの最優秀新人選手に選ばれるなど、早くからその才能を発揮していました。

ミネソタ・ツインズ時代

1995年のMLBドラフトでミネソタ・ツインズから1巡目（全体13位）で指名され、プロ入り。1999年7月24日にメジャーデビューを果たします。2000年には、リリーフから先発に転向し、12勝を挙げる活躍を見せ、新人王の投票では6位に入りました。

デトロイト・タイガース時代

2001年7月28日にトッド・ジョーンズとのトレードでデトロイト・タイガースへ移籍。2002年には、チーム最多の203イニングを投げ、109奪三振を記録。スティーブ・スパークスと共にチーム最多タイの8勝を挙げましたが、リーグワースト4位となる15敗を喫しました。

フロリダ・マーリンズ時代

2003年1月11日にトレードでフロリダ・マーリンズへ移籍。同年は、14勝、151奪三振、防御率3.59と、投球3部門で自己最高の成績を記録。プレーオフではワールドシリーズ優勝も経験しました。オフにはFAとなっています。

オークランド・アスレチックス、ピッツバーグ・パイレーツ時代

2003年12月21日にオークランド・アスレチックスと契約。その後、2004年11月27日にジェイソン・ケンドールとのトレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍しました。2005年は自己ワーストタイの15敗を喫しましたが、投球内容は悪くなかったという評価もありました。

カンザスシティ・ロイヤルズ時代

2005年12月7日にカンザスシティ・ロイヤルズへトレード。2006年には、チームで唯一オールスターゲームに選出され、最終的にチーム最多の11勝を記録しました。

アトランタ・ブレーブス、コロラド・ロッキーズ時代

2007年3月9日にアトランタ・ブレーブスと契約しますが、6試合で防御率11.63と結果を残せず、5月22日にFA。その後、テキサス・レンジャーズ、トロント・ブルージェイズ傘下のマイナー球団でプレーしました。2007年8月20日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結び、メジャーに昇格。ロッキーズでは5試合に登板し、防御率3.20を記録。オフに1年契約で再契約しましたが、2008年は10試合の登板で2勝5敗・防御率7.54の成績に終わり、DFAとなりました。

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2006年）

背番号

55（1999年 - 2005年、2007年途中 - 2008年）
21（2006年）
19（2007年 - 同年途中）

記憶に残る左腕投手、マーク・レッドマン。彼の活躍は、多くの野球ファンに記憶されています。

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