マージョン・ボーチャンプ

マージョン・ボーチャンプ

マージョン・ボーチャンプ（MarJon Beauchamp, 2000年10月12日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州ヤキマ出身のプロバスケットボール選手。
NBAのミルウォーキー・バックスに所属しており、ポジションはスモールフォワード。

経歴

ハイスクール

ボーチャンプは地元ワシントン州で、元NBA選手のブランドン・ロイがヘッドコーチを務めるネイサン・ヘール高等学校に進学。上級生にはマイケル・ポーター・ジュニアが在籍していた。
1年目のシーズン、チームは29戦無敗という圧倒的な成績で州大会を制覇。

2年目のシーズンを前に、ロイがガーフィールド高等学校へ転任したため、ボーチャンプも同校へ転校。このシーズンも州大会で優勝し、全米高校選手権ではベスト4に進出した。

3年目のシーズンには、モチベーションの低下や自宅のカビ問題を理由にレイニアービーチ高等学校へ転校。このシーズンは平均26得点・11リバウンド・5アシストを記録し、メトロリーグのMVPに輝いた。

4年目のシーズンにはドリームシティ・クリスチャンスクールへ転校。

リクルート

高校1年目のシーズン終了時点で、ワシントン大学などNCAAの複数チームからオファーを受けていた。ESPNなどの主要サイトから4つ星評価を得るも、2019年8月1日に大学へは進学しないことを発表した。

カレッジ

高校卒業後は2021年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを目指し、サンフランシスコで半年以上自主トレーニングを続けた。
しかし、新型コロナウイルスの影響で地元ワシントン州へ戻り、大学進学を再検討。2021年3月、NJCAAのヤキマ・バリー短期大学へ進学した。
ヤキマでは1年間プレーし、平均30.7得点・10.5リバウンド・4.8アシストという素晴らしい成績を記録。
シーズン終了後には、ワシントン大学、ワシントン州立大学、オレゴン大学、テキサス工科大学、アーカンソー大学、ルイジアナ州立大学など、NCAAの強豪チームから関心を集めたが、NCAAではプレーしない意向を表明した。

NBA Gリーグ・イグナイト

2021年9月23日、NBAGリーグ・イグナイトと契約。
1年間プレーした後、2022年のNBAドラフトにエントリーした。

ミルウォーキー・バックス

2022年6月23日に行われたNBAドラフトで、1巡目全体24位でミルウォーキー・バックスから指名され、2022年7月7日にバックスとルーキー契約を締結。
11月9日のオクラホマシティ・サンダー戦で、キャリアハイとなる19得点と8リバウンド、2スティールを記録し、チームを136-132の辛勝に導いた。
同月14日のアトランタ・ホークス戦では、キャリアハイとなる20得点、8リバウンド、1アシスト、1ブロックを記録したが、チームは106-121で敗北した。

個人成績

(NBA, カレッジの成績は省略)

家族

アメリカ先住民の血を引いている。
曽祖父のヘンリーはヤキマで史上初となるアフリカ系アメリカ人の市長を務めた。

外部リンク

Yakima Valley Yaks bio

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