ミカエル・ルスティグ

カール・ミカエル・ルスティグ：輝かしいキャリアを築いたスウェーデンのディフェンダー

カール・ミカエル・ルスティグ（Carl Mikael Lustig, 1986年12月13日 - ）は、スウェーデン・ウメオ出身の元プロサッカー選手です。主にディフェンダーとして活躍し、その献身的なプレーとリーダーシップで多くのクラブと代表チームを支えました。

クラブキャリア

ルスティグは、地元のSandåkerns SKでユース時代を過ごした後、ウメオFCを経て、2005年にGIFスンツヴァルへ移籍しプロデビューを果たしました。GIFスンツヴァルでは、1部リーグで8試合に出場し2得点を記録するも、チームは2部降格となりました。その後2年間は2部リーグでプレーし、リーグ戦57試合に出場しました。

2008年、GIFスンツヴァルが1部リーグに復帰すると、ルスティグは全11試合に出場。同年7月には、ノルウェーの名門ローゼンボリBKへ移籍。ローゼンボリではすぐにポジションを獲得し、リーグ優勝に貢献。2010年にはリーグ2連覇も達成しました。

2012年1月、スコットランドのセルティックFCへ移籍。数々のクラブからの関心があった中でセルティックを選んだのは、同クラブのレジェンドであるヘンリク・ラーションの言葉に感銘を受けたからだと語っています。セルティックでは、スコティッシュ・プレミアシップ7連覇を含む数々のタイトルを獲得し、チームの黄金時代を支えました。

2019年6月にはベルギーのKAAヘントへ移籍。そして、2020年8月には母国スウェーデンのAIKソルナに加入し、2022シーズン終了後に現役を引退しました。

代表キャリア

ルスティグは、U-18代表、U-21代表を経て、2008年にスウェーデンA代表デビューを果たしました。UEFA EURO 2012予選では初得点を記録。2018 FIFAワールドカップにも出場するなど、長年にわたり代表チームの中心選手として活躍しました。

UEFA EURO 2020にも出場し、全4試合に出場しましたが、チームはベスト16で敗退。大会後、代表からの引退を発表しました。スウェーデン代表としては、94試合に出場し6得点を記録しました。

タイトル

ローゼンボリBK
エリテセリエン（ノルウェー1部リーグ）: 2009, 2010

セルティックFC
スコティッシュ・プレミアシップ: 2011-12, 2012-13, 2013-14, 2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18
スコティッシュ・カップ: 2012-13, 2016-17, 2017-18
スコティッシュ・リーグ・カップ: 2014-15, 2016-17, 2017-18

カール・ミカエル・ルスティグは、クラブと代表の両方で数々の成功を収めた、スウェーデンを代表する偉大なサッカー選手の一人です。彼の献身的なプレーとリーダーシップは、多くのファンに記憶されることでしょう。

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