ミチャエル・ウマニャ

ミチャエル・ウマニャ・コラレスは、1982年生まれ、コスタリカ出身の元プロサッカー選手です。主にディフェンダーとして活躍し、その堅実な守備でチームに貢献しました。彼のサッカーキャリアは、コスタリカ国内のADカルメリタでスタートしました。

2005年には、MLS（メジャーリーグサッカー）のロサンゼルス・ギャラクシーにレンタル移籍。その後、コスタリカに戻り、ブルハスFCやCSエレディアーノなどでプレーしました。2007年にはムニシパル・リベリアへ移籍しています。

2010年、再びアメリカに渡り、クラブ・デポルティボ・チーヴァス・USAに加入。2012年1月にはチーヴァスを退団し、グアテマラのCSDコムニカシオネスへ移籍しました。1年後にはコスタリカに帰国し、デポルティーボ・サプリサに加入しています。

2014年8月、イランのペルセポリスFCと2年契約を結びました。これにより、ウマニャはイランでプレーした最初のコスタリカ人選手となりました。

代表としては、各年代でコスタリカ代表に選出され、2004年にはアテネオリンピックにも出場。同年6月のニカラグアとの親善試合でA代表デビューを飾り、以降、代表の中核選手として活躍しました。2005 UNCAFネイションズカップ、2005 CONCACAFゴールドカップ、2006 FIFA ワールドカップなど、数々の国際大会に出場しています。

2014 FIFAワールドカップでは、ジャンカルロ・ゴンサレス、オスカル・ドゥアルテと共に強固なディフェンスラインを形成し、ウルグアイ戦とイタリア戦ではわずか1失点に抑えるなど、チームの躍進に大きく貢献しました。決勝トーナメント1回戦のギリシャ戦では、PK戦で5番目のキッカーとしてPKを成功させ、チームをベスト8に導きました。しかし、準々決勝のオランダ戦でもPK戦となり、彼のPKはティム・クルルにセーブされ、チームは惜しくも敗退となりました。

主なタイトル
USオープンカップ (2005): ロサンゼルス・ギャラクシー
MLSカップ (2005): ロサンゼルス・ギャラクシー
MLSウェスタン・カンファレンス (2005): ロサンゼルス・ギャラクシー
プリメーラ・ディビシオン (2009C): リベリア
リーガ・ナシオナル・グアテマラ (2012A): コムニカシオネス
コスタリカ・カップ (2013): デポルティーボ・サプリサ
プリメーラ・ディビシオン (2014V): デポルティーボ・サプリサ

代表記録
国際Aマッチ: 102試合1得点 (2004年-2017年)

ミチャエル・ウマニャは、コスタリカサッカー界において、長年にわたり重要な役割を果たした選手として記憶されています。

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