ミッキーのアルバイトは危機一髪

ミッキーのアルバイトは危機一髪

『ミッキーのアルバイトは危機一髪』（原題：Runaway Brain）は、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションが制作した1995年公開の短編アニメーション映画です。ミッキーマウスの短編映画シリーズとしては第124作目にあたります。また、長年ミッキーマウスの声を担当したウェイン・オルウィンにとっては、最後の短編映画作品となりました。アメリカでは1990年公開の『ミッキーの王子と少年』以来、5年ぶりのミッキーマウスの短編映画の劇場公開となりました。

概要

本作は、1990年の短編『ミッキーの王子と少年』以来、5年ぶりに制作された作品で、1995年に『グーフィー・ムービー ホリデーは最高!!』と同時公開されました。日本では1996年に『ミッキーのランナウェイ・ブレイン』と改題され、「ウォルト・ディズニー映画祭'96 東京三菱銀行 ディズニー・スペシャル・シアター」で公開されました。

あらすじ

ミッキーは、ミニーとの交際記念日をすっかり忘れてゲームに夢中。怒ったミニーが帰ろうとすると、ミッキーは慌てて新聞に載っていたゴルフ旅行を提案しますが、ミニーはそれをハワイ旅行と勘違いしてしまいます。しかし、その旅費は高額で、困ったミッキーはプルートが見つけた「999ドル99セントの報酬」のアルバイトに応募します。

アルバイト先に着いたミッキーは、地下の穴に落ちて不気味な地下室へ。そこでマッドサイエンティストのフランクノリーと出会い、怪物ジュリアスと脳を入れ替えられてしまいます。ところが、フランクノリー博士は実験のショックで死亡してしまい、ミッキーは元に戻る方法も報酬も得られなくなってしまいます。

ミッキーの体を手に入れたジュリアスは、ミニーに興味を持ち始め、彼女に会いに行こうとします。ミッキーは自分の体を取り戻し、ミニーを救うためにジュリアスの巨体と戦うことになります。激しい戦いの末、ミッキーとジュリアスは電線に引っかかり、元の体に戻ることに成功。しかし、ジュリアスは再びミニーを誘拐しようとします。ミッキーはジュリアスを拘束し、ミニーを救出します。

事件解決後、ミッキーとミニーはジュリアスをゴムボートの牽引役として利用し、ようやくハワイ旅行へと出発するのでした。

キャスト

ミッキーマウス

収録ソフト

ミッキーマウス / カラー・エピソード Vol.2 限定保存版（DVD）
* ミッキー　ザ・グレーテストヒッツ（VHS、廃版）

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