ミッチ・タルボット

ミッチェル・タルボット：異国の地でも輝いた右腕

ミッチェル・R・タルボット（Mitchell R. Talbot、1983年10月17日 - ）は、アメリカ合衆国ユタ州シーダーシティ出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。

プロ入りとマイナー時代

2002年のMLBドラフトでヒューストン・アストロズから2巡目（全体70位）で指名され入団。

MLBでの挑戦

2006年、ベン・ゾブリストとのトレードでタンパベイ・デビルレイズへ移籍。2008年9月15日にメジャーデビューを果たしました。

クリーブランド・インディアンス時代の2010年には先発として10勝を記録。しかし、2011年にはDFAとなり、AAA級への降格も経験。その後FAとなりました。

韓国球界での成功と挫折

2011年12月、KBOのサムスン・ライオンズと契約。2012年には14勝を挙げ、チームの韓国シリーズ優勝に貢献するも、肘の故障やチームの補強戦略により同年限りで退団。

2014年にはハンファ・イーグルスと契約し、3年ぶりに韓国球界に復帰。2015年には10勝を記録しましたが、腰の故障のため再び退団となりました。

台湾球界での挑戦

2014年には台湾プロ野球のLamigoモンキーズと契約し、台湾シリーズにも出場。2016年にも同チームに復帰しましたが、結果は振るわず。

メキシカンリーグと再びMLBへ

2016年にはメキシカンリーグでもプレー。2018年にはクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、MLB復帰を目指しましたが、再びFAとなりました。

プレースタイル

タルボットは、様々な球種を駆使し、打者を打ち取る技巧派右腕として知られています。特に、制球力の高さが評価されており、安定した投球でゲームメイクできる点が強みです。

各球団での背番号

51 （2008年、2010年 - 2012年）
4 （2014年）
* 48 （2015年 - 2016年）

まとめ

ミッチェル・タルボットは、MLB、KBO、CPBLなど、様々なリーグでプレーし、その実力を証明してきました。度重なる故障に苦しみながらも、常に前向きに挑戦し続ける彼の姿勢は、多くの野球ファンに感動を与えています。彼の今後の活躍にも注目したいところです。

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