ミツバ (競走馬)

ミツバについて

ミツバ（英: Mitsuba）は、2012年3月28日に生まれた日本の競走馬であり、その後誘導馬としての役割も果たしています。彼の名は植物の名前に由来し、その誕生日からインスピレーションを受けています。競走馬としては多くの貴重な勝利を収め、特に2019年に達成した川崎記念（JpnI）での勝利は彼のキャリアの中でも特に輝かしい瞬間となりました。

経歴

2歳（2014年）

ミツバは2014年の9月21日に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、初戦は5着でした。しかし、その後のレースでは勝つことができず、4戦目となる11月15日の京都の2歳未勝利戦で待望の初勝利を挙げることになります。

3歳（2015年）

3歳シーズンは思うように勝利が得られず、8月22日の桑園特別でやっと2勝目を迎えました。続くレースでも入賞を果たしますが、12月には阪神の赤穂特別でクビ差勝利を収め、準オープンクラスに昇級しました。

4歳（2016年）

4歳になっても目立った成績を残すまでには苦労しましたが、6月には加古川特別で他馬を圧倒し、再び準オープンクラスに昇級。その後、オークランドレーシングクラブトロフィーを勝利し、オープンに昇級しました。重賞初挑戦となるシリウスステークスでは4着、ブラジルカップでは大逃げで勝利を掴み、オープン初勝利を果たします。

5歳（2017年）

5歳になり、川崎記念に出走したものの4着に終わり、その後のアンタレスステークスでは11着という結果。しかし、ブリリアントステークスでは見事に勝利を収め、マーキュリーカップでも重賞初制覇を達成。次のシリウスステークスでは凡走しつつも、JBCクラシックでは3着に好走しました。

6歳（2018年）

2018年の初戦では名古屋大賞典で2着、続くアンタレスステークスでも連続2着を果たします。マーキュリーカップでは優勝し、重賞2勝目を達成しました。その後、エルムステークスや白山大賞典でもレースを重ねましたが、結果には満足のいくものではありませんでした。最終的にはJBCクラシックの出走を辞退し、チャンピオンズカップでは8着となりました。

7歳（2019年）〜8歳（2020年）

名古屋グランプリへの出走を進言され、川崎記念で快勝し、JpnI競走を初めて制覇しますが、その後のレースでは思うような成績は残せませんでした。2020年12月10日の名古屋グランプリで5着に入り、現役を引退しました。引退後は馬事公苑で乗馬としての役を担いました。

引退後

2021年からは阪神競馬場で誘導馬として働くことが決まり、実際に2021年10月30日からその活動を開始しています。この誘導馬としての仕事の中で、競馬場の花を食べる姿が話題となりました。2023年には福永騎手が調教師に転身した際、彼が指名してチューリップ賞での誘導馬を務めることになりました。

競走成績

競走馬としてのミツバの成績は、多くのファンに愛される存在へと成長しました。彼の活躍に関する情報は、公式な競走馬データベースなどで確認することができます。血統においても、ミツバの母セントクリスマスには重賞3勝を挙げた馬がいるなど、素晴らしい経歴を持っています。

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