ミニは〜と

川口市コミュニティバス「ミニは〜と」

「ミニは〜と」は、かつて埼玉県川口市が運営していたコミュニティバスです。国際興業グループに委託され、国際興業バス鳩ヶ谷営業所が運行を担当していました。このバスは、旧鳩ヶ谷市域を中心に、片方向の循環ルートで運行していました。正式名称は「川口市コミュニティバス」です。

概要

運賃は全路線、全区間均一で、大人（中学生以上）が100円、小人（小学生）が50円でした。障害者手帳を提示した障害者の方は、大人50円、小人30円で利用でき、未就学児は無料でした。運賃は後払い方式で、現金のみでの支払いでした。専用の回数券や国際興業バスの回数乗車券、交通系ICカード（PASMO、Suicaなど）は利用できませんでした。ただし、終点の鳩ヶ谷駅東口で、北ルートから南ルート、または南ルートから北ルートに乗り換える際は、乗務員に申告し、運賃を支払うことで乗り継ぎ券が発行されていました。

運行は、日祝日と年末年始（12月29日～翌年1月3日）を除く毎日でしたが、悪天候や降雪時には運休または一部区間が休止される場合がありました。元々は「鳩ヶ谷市循環バス」として運行されていましたが、2011年10月11日に鳩ヶ谷市が川口市に編入合併されたことに伴い、「川口市コミュニティバス」に名称が変更されました。

沿革

2001年10月1日：「鳩ヶ谷市循環バス（ミニは〜と）」として、全2路線で運行が開始されました。
2010年4月1日：赤字削減のため、運休日が変更され、日曜日と休日が運休となりました。
2011年10月11日：鳩ヶ谷市が川口市に編入合併されたことに伴い、以下の変更が行われました。
名称が「鳩ヶ谷市循環バス」から「川口市コミュニティバス」に変更されました。
複数の停留所名称が変更されました。
「鳩ヶ谷市役所」→「鳩ヶ谷庁舎」
「本町二丁目」→「鳩ヶ谷本町二丁目」
「浄水場入口」→「鳩ヶ谷浄水場入口」
「市立図書館」→「鳩ヶ谷図書館」
「南四丁目」→「南鳩ヶ谷四丁目」
「コミュニティセンター」→「鳩ヶ谷コミュニティセンター」
「サンスポセンター入口」→「鳩ヶ谷スポーツセンター」
「市営球場前」→「前田西野球場前」
「西公民館入口」→「里公民館入口」
「中央公民館前」→「鳩ヶ谷公民館前」
「南公民館入口」→「南鳩ヶ谷公民館入口」
「南八丁目」→「南鳩ヶ谷八丁目」
「福祉センター入口」→「鳩ヶ谷福祉センター入口」
「緑町一丁目」→「鳩ヶ谷緑町一丁目」

2013年12月14日：最終運行をもって、「ミニは〜と」は廃止され、川口市コミュニティバス『みんななかまバス』の路線再編に統合されました。

廃止路線系統

北ルート (2013年12月14日最終運行で廃止)

鳩ヶ谷01（南ルートから直通）
鳩ヶ谷駅東口 → 鳩ヶ谷庁舎 → 変電所 → 里公民館入口 → 川口市立医療センター → 西公団前（コンフォール西鳩ヶ谷） → 鳩ヶ谷福祉センター入口 → 本町郵便局前 → 鳩ヶ谷中央病院 → 東公団入口（コンフォール東鳩ヶ谷） → 新井宿駅 → 鳩ヶ谷車庫 → 鳩ヶ谷福祉センター入口 → 本町郵便局前 → 浅間神社 → 鳩ヶ谷図書館 → 鳩ヶ谷駅東口

南ルート (2013年12月14日最終運行で廃止)

鳩ヶ谷02（北ルートから直通）
鳩ヶ谷駅東口 → 鳩ヶ谷図書館 → 毛長橋 → 鳩ヶ谷庁舎前 → 鳩ヶ谷庁舎 → 鳩ヶ谷スポーツセンター → 鳩ヶ谷コミュニティセンター → 朝日環境センター → 南鳩ヶ谷駅入口 → 南鳩ヶ谷駅東口 → 中居 → やすらぎ会館 → 南鳩ヶ谷公民館入口 → 前田西野球場前 → 汐入橋北 → 辻 → 鳩ヶ谷駅東口

車両

日野・レインボーの専用塗装小型ノンステップバス2台が、運行開始から終了まで使用されました。

関連項目

みんななかまバス - 川口市が運行する既存のコミュニティバスで、2013年12月16日より鳩ヶ谷地区への運行を開始。
国際興業バス鳩ヶ谷営業所
川口市
鳩ヶ谷市 - 2011年10月11日に川口市に編入合併して消滅。
日本のコミュニティバス一覧#廃止されたコミュニティバス

外部リンク

川口市コミュニティバスのご案内 - 川口市

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