ミハウ・パズダン

ミハウ・パズダン

ミハウ・パズダン（Michał Pazdan）は1987年9月21日生まれのポーランド出身のプロサッカー選手です。彼はクラクフで生まれ育ち、現在ディフェンダーとしてレギア・ワルシャワに所属しています。また、ポーランド代表チームでも活躍している選手です。

クラブ経歴

パズダンは地元クラブのフトニク・クラクフでプロキャリアをスタートしました。ここでの活躍を基盤に、2007年にグールニク・ザブジェに移籍。移籍後、同年の9月14日に行われたポロニア・ビトム戦でエクストラクラサに初出場しました。彼のプレースタイルは守備的な役割を重視し、相手の攻撃を阻止する能力に優れています。

2015年6月24日、パズダンはレギア・ワルシャワに移籍しました。このクラブで彼はさらなる成長を遂げ、特に守備面で重要な役割を果たしました。その後、2019年1月にトルコのMKEアンカラギュジュへの移籍を決断し、新たな挑戦に挑みました。

代表歴

代表チームでの活躍も目覚ましいものがあります。彼は2007年12月15日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表との親善試合で初めて代表デビューを果たしました。その後、UEFA EURO 2008にはメンバーとして招集されましたが、出番はありませんでした。しかし、非公式試合でのプレーを通じて次第に信頼を獲得していきました。

特に印象に残るのは、UEFA EURO 2016です。この大会ではドイツ代表相手にスコアレスドローに持ち込むなど、パズダンの堅い守備が光りました。その結果、彼はその試合のマンオブザマッチに選出され、ポーランド代表は初めてグループリーグを突破することができました。

同大会の決勝トーナメントではスイス代表と対戦し、延長戦を経てPK戦で勝利を収めました。しかし、準々決勝ではポルトガル代表と対戦し、クリスティアーノ・ロナウドをしっかりとマークして攻撃機会を抑えたものの、試合はPK戦までもつれ込み、残念ながら敗退しました。

タイトル

クラブ

• - レギア・ワルシャワ

- エクストラクラサ (1): 2015–16
- ポーランド・カップ (1): 2017–18

個人

• - 2009 FIFAサンミゲルカップ: ベストイレブン
• - ポーランド・ソニーカップ: 準優勝 (賞品: PSP)

パズダンはその守備力と安定感から、多くのサッカーファンに愛されている選手です。これからの活躍にも期待が高まります。

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