ムッシュ・ピエール

ムッシュピエール - 日本のマジシャン

ムッシュピエール（本名不詳）は、1971年8月17日生まれの大阪市在住のマジシャンです。栃木県の足利市出身で、現在は大阪北新地で自身のお店「Magic Time」を運営し、日々多彩なマジックを披露しています。彼は怪しげな風貌と卓越した技術を兼ね備えた特異な存在で、日本を代表するマジシャンの一人として認識されています。血液型はB型で、妻と共に生活を送っています。彼は栃木県立足利高等学校を卒業後、大阪大学の人間科学部に進学しましたが、中退しています。また、太田プロダクションにも所属しています。

人物と芸風

大阪大学に入学した当日、ムッシュピエールは奇術研究会に参加しました。その後、「バーノンズバー」という大阪のマジックバーでマジシャンのルビー天禄に師事し、現在の芸名や独特の風貌、キャラクターを確立しました。彼はステージマジック、テーブルマジック、最近流行のメンタルマジックなど、様々なジャンルを手がけており、確かな技術を有するマジシャンです。

独特なスタイルとしては、ムースでしっかりと固めた髪形に、マーカーで描いた口髭などが特徴で、華やかで目を引く演出を行います。また、彼の決め台詞「〜ざます」「トレびあ〜ん!」「ピエピエ」などは観客の印象に強く残ります。これらの要素が組み合わさり、観客を惹きつける独特なキャラクターを作り上げています。テレビ番組への出演は豊富で、『笑っていいとも』や『うたばん』など、多くの人気番組に出ており、その存在感を発揮しています。

彼は元々「ムッシュ・ピエール」という表記を使用していましたが、検索しやすさを考慮して、名刺やSNS上では「ムッシュピエール」と表記変更を行いました。

活動の年表

ムッシュピエールの活動は多岐にわたります。2004年にはフジテレビの『ハッピーボーイズアワー爆笑おすピー問題!』において、ふじいあきらとの対戦で優勝を果たしました。2006年にはTBSの特番で、著名なマジシャン、Mr.マリックとのマジック対決に挑みました。この対決で彼のテクニックに驚かれる場面もあり、彼自身もその経験を大切にしています。

2007年に放送された『徹子の部屋』では、黒柳徹子と共に得意なマジックを披露し、また彼の人柄や才能が視聴者に伝わりました。その後も様々なバラエティ番組に出演し続け、見る者を楽しませています。特に2008年の『探偵!ナイトスクープ』では、依頼者にマジックを指導する場面が注目を集めました。

2012年に潰瘍性大腸炎と診断され、その後しばらくは病気と向き合う日々が続きましたが、同年に自身のマジックバー「BAR Magic Time」を開店し、自らステージに立ってパフォーマンスを行っています。2019年にはデビュー20周年を記念したディナーショーも開催し、その活躍は止まることを知りません。

最後に

ムッシュピエールは、技術だけでなく、独自のキャラクターとパフォーマンスで多くのファンに愛されています。彼の活躍は、今後も日本のマジック界において大きな影響を及ぼすことでしょう。

もう一度検索