ムハンマド・レザ・ロダキ

モハメド・レザ・ロダキは、1984年2月22日にイランのテヘランで生まれた柔道選手です。100kg超級の階級で、その恵まれた体格を武器に国際舞台で活躍しました。身長は202cm、体重は151kgと、非常に大柄な選手です。

2002年には、世界ジュニア柔道選手権大会の100kg超級で3位に入賞し、その才能の片鱗を見せました。2005年のアジア柔道選手権大会では見事優勝を果たしましたが、同年の世界柔道選手権大会では7位に終わりました。

2006年のドーハアジア大会では、決勝で日本の棟田康幸選手と対戦し、技ありで敗れて2位となりました。2008年の北京オリンピックでは、準々決勝でグルジアのラシャ・グジェジアニ選手に有効ポイントで敗れ、その後の3位決定戦でもキューバのオスカル・ブライソン選手に合技で敗れ、惜しくも5位入賞に終わりました。

2010年の広州アジア大会では、100kg超級の準々決勝で韓国の金洙完選手に敗れて3位、無差別級では決勝で日本の高橋和彦選手に内股で敗れて2位となりました。2011年の世界柔道選手権大会では5位に入賞しました。2012年のアジア柔道選手権大会では優勝を果たしましたが、ロンドンオリンピックでは初戦でモロッコのエル・メフディ・マルキ選手に不戦敗という結果に終わりました。

ロダキ選手の主な戦績は以下の通りです。

2002年 - 世界ジュニア 2位
2002年 - 青島国際 100kg超級 3位、無差別 2位
2003年 - アジアジュニア 3位
2003年 - 青島国際 2位
2005年 - アジア選手権 優勝
2005年 - 世界選手権 7位
2006年 - アジア大会 2位
2007年 - アジア選手権 2位
2008年 - アジア選手権 2位
2008年 - 北京オリンピック 5位
2010年 - アジア大会 100kg超級 3位、無差別 2位
2011年 - 世界選手権 5位
* 2012年 - アジア選手権 優勝

JudoInside.comのプロフィール（英語）には、より詳細な情報が掲載されています。

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