ムバラク・ワカソ

ムバラク・ワカソ：ガーナが生んだ多才なMF

ムバラク・ワカソ（Mubarak Wakaso）は、1990年7月25日生まれ、ガーナ・ノーザン州タマレ出身のプロサッカー選手です。主にミッドフィールダー（MF）として、そのキャリアを築いてきました。

クラブでの活躍

ワカソは2007年にガーナのアシャンティ・ゴールドSCでプロとしての第一歩を踏み出しました。その後、2008年にスペインのエルチェCFへ移籍し、5年間の契約を結びました。スペインでの活躍が認められ、2011年にはビジャレアルCFへ、そして翌年にはRCDエスパニョールへとステップアップ。

2013年8月には、ロシア1部のFCルビン・カザンに4年契約で移籍し、新たな挑戦を開始しました。さらに、2014年8月にはスコットランドのセルティックFCへレンタル移籍し、欧州各地でその才能を発揮しました。

2017年7月には、再びスペインに戻り、デポルティーボ・アラベスと3年契約を締結。2020年1月には、中国の江蘇蘇寧足球倶楽部（現・江蘇FC）へ移籍し、活躍の場を広げました。

ガーナ代表としての誇り

ワカソはガーナ代表としても重要な役割を担ってきました。2012年10月13日には、アフリカネイションズカップ2013予選のマラウイ代表戦で代表デビューを果たしました。その後、2014 FIFAワールドカップなどの主要な国際大会にも出場。

2012年から2022年までの間に、国際Aマッチ70試合に出場し、13得点を挙げています。そのプレースタイルは、攻撃的なMFとしてだけでなく、守備においても貢献できるバランスの取れた選手として評価されています。

獲得タイトルと個人成績

ワカソはクラブレベルでもタイトルを獲得しています。セルティックFC在籍時には、スコティッシュ・リーグ・カップ（2014-15シーズン）で優勝を経験しました。

個人としては、アフリカネイションズカップ2013で得点王に輝き（4得点）、その得点能力の高さを証明しました。

プレースタイル

中盤でのボール奪取能力が高く、積極的なドリブルやパスで攻撃にリズムを生み出すことができます。また、強烈なシュートも持ち合わせており、得点力も兼ね備えています。豊富な運動量でチームに貢献する、現代的なMFと言えるでしょう。

まとめ

ムバラク・ワカソは、ガーナ代表として、また各国のクラブで、その実力を証明してきた才能あふれるサッカー選手です。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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