メルパルク広島

メルパルク広島

メルパルク広島は、広島市中区基町に位置する複合施設であり、かつては広島郵便貯金会館という名称で親しまれていました。

概要

1972年、旧郵政省によって郵便貯金の普及・宣伝を目的として、広島市中区白島北町に開設されました。当初の場所は現在の上野学園ホールがある場所です。1991年、広島中郵便局の改築に伴い、現在の基町へ移転しました。ホテルは91室の客室を備え、宴会場「平成の間」や結婚式場も併設されています。

白島北町から基町への移転の際、新館には多目的ホールの機能がなかったため、旧館のホール機能のみが広島郵便貯金ホールとして存続しました。このホールは、地域住民にとって重要な文化発信拠点としての役割を担っていました。

2007年の郵政民営化により、全国の郵便貯金会館と同様に、所有権が日本郵政へ移管されました。この際、愛称であった「メルパルク広島」が正式名称となりました。旧広島郵便貯金ホールは広島県に移管され、現在は広島県立文化芸術ホール（上野学園ホール）として運営されています。施設保有権は日本郵政が保持したまま、運営はワタベウェディング傘下のメルパルク株式会社に移管されました。

2012年7月には、宿泊関連事業においてソラーレ ホテルズ アンド リゾーツと提携し、ソラーレコレクションカテゴリーに属することとなりました。これにより、メルパルク広島は、宿泊施設としての質とサービスをさらに向上させています。

周辺施設

メルパルク広島は、広島市の中心部に位置しており、周辺には様々な施設があります。

広島バスセンター
そごう広島店
相生通り

これらの施設は、メルパルク広島の利用客にとって利便性が高く、宿泊や宴会の際に立ち寄ることができます。また、広島バスセンターからは、広島市内の各方面へのアクセスも容易です。

関連項目

2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題

外部リンク

* 【公式】ホテルメルパルク広島

メルパルク広島は、長年にわたり広島市民に親しまれてきた複合施設です。ホテル、宴会場、結婚式場としての機能に加え、地域文化の振興にも貢献しています。今後も、広島の地で愛される存在として、その役割を果たし続けることが期待されます。

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