モイセス・カイセド

モイセス・イサーク・カイセド・コロソ

モイセス・イサーク・カイセド・コロソは、2001年11月2日生まれで、エクアドル・サント・ドミンゴ・デ・ロス・ツァチラス県のサント・ドミンゴ出身のプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー（MF）で、現在プレミアリーグの名門チェルシーFCに所属しています。また、エクアドル代表としても活躍しており、国際舞台での経験も豊富です。

クラブ経歴

カイセドは2014年に地元クラブ、インデペンディエンテ・デル・バジェのユースアカデミーに加入しました。若い頃からその才能を開花させ、2019年にはトップチームに昇格しました。その年の10月1日にはLDUキト戦でプロデビューを果たし、2020年シーズンには先発選手として定着しました。

初ゴールは2020年8月18日のCSDマカラ戦で記録し、そのシーズンには4ゴールを挙げ、攻撃の要として存在感を示しました。その活躍は海外クラブからも注目され、12月にはマンチェスター・ユナイテッドFCが彼の獲得に関心を持っているとの報道がなされました。

2021年2月1日、カイセドはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCとの契約にサインしました。背番号は25で、彼はブライトンで主に中盤の防御的役割を果たしました。2022-23シーズンには公式戦に43試合出場し、1ゴールと1アシストを記録するなど、中心選手としてチームの欧州大会出場権獲得に大きく貢献しました。

2023年8月にはチェルシーFCへと移籍し、そこでの背番号もまた25です。この番号はクラブのレジェンド、ジャンフランコ・ゾラの退団以来、非公式ながら永久欠番とされていました。移籍後、2023年のシーズン最終戦となるボーンマス戦で、約50メートルの超ロングシュートを決め、チェルシーでの初ゴールを記録しました。

代表経歴

カイセドは2020年10月に開幕した2022 FIFAワールドカップ・南米予選においてエクアドル代表に初招集されました。代表デビューは予選第1戦のアルゼンチン戦で、続くウルグアイ戦では初ゴールを決めるなど、早くも代表チームでの存在感を示しました。

2022年11月、カイセドは2022 FIFAワールドカップに臨むエクアドル代表に選出されました。グループステージの全3試合に先発出場し、特に決勝トーナメント進出がかかったセネガル戦では同点ゴールを挙げる活躍を見せましたが、チームは敗退となりました。

個人成績

クラブ

• - エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェ
• - ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
• - チェルシーFC

代表

• - 国際Aマッチ数: 38
• - 得点: 3（2020年 - 現在）

まとめ

モイセス・カイセドは、若干の年齢ながらすでにエクアドル代表及び海外リーグで素晴らしい実績を持つ選手です。クラブチームでも代表チームでも重要な役割を担い、その将来的な成長が非常に期待されています。

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