モイゼス・バレステロス

モイゼス・アレハンドロ・バレステロス

モイゼス・アレハンドロ・バレステロス（Moisés Alejandro Ballesteros）は、2003年11月8日生まれで、ベネズエラのミランダ州ロス・テケス出身のプロ野球選手です。現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のシカゴ・カブスに所属しています。右投左打の捕手としてその道を歩み始めました。

経歴

バレステロスは2021年1月、シカゴ・カブスとプロ契約を結び、選手としてのキャリアをスタートさせました。初年度のシーズンに突入すると、彼は傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・カブスでプレーし、合計48試合に出場。打率は.266、3本塁打、25打点、6盗塁を記録し、プロデビューを華々しく彩りました。

2022年には、ルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・カブスおよびA級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、2つのチームで合計63試合に出場。打率は.257、10本塁打、33打点を記録し、その成績で若手選手としての存在感を示しました。

2023年シーズンでは、A級マートルビーチ、A+級サウスベンド・カブス、AA級テネシー・スモーキーズでプレー。3チームで身を粉にして戦い、120試合以上に出場し、打率は.285、14本塁打、64打点、7盗塁という優れた成績を収めました。この活躍により、翌年の2024年には再び期待され、AA級テネシーおよびAAA級アイオワ・カブスで124試合にプレーしました。打率.289、19本塁打、78打点、1盗塁を記録し、オールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出されるという栄誉も得ました。

2025年にはAAA級アイオワでスタートを切り、5月13日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースターに登録されました。この日のマイアミ・マーリンズ戦では「7番・指名打者」として先発出場し、メジャーデビューを果たしました。ただし、この試合では4打数無安打という結果でした。

プレースタイル

バレステロスは、バットスピードと打撃の力強さに加え、選球眼にも秀でた捕手です。打撃面では非常に期待される逸材であり、選手としての可能性が高いとされています。一方で、守備においては体格が小さくずんぐりとした体型のため、敏捷性が若干欠けていると言われています。強い肩を持ちながらもフットワークに課題があるため、守備力の向上次第では将来的に一塁手としてのキャリアも考えられる状況です。

詳細情報

記録

• - オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2024年）

背番号

• - 25（2025年 - 現在）

バレステロスは、将来の成長が期待される若手選手であり、今後のキャリアに注目が集まります。彼のさらなる成績向上とチームに与える影響を楽しみにしているファンは多いことでしょう。

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