モグワイ
モグワイ（Mogwai）は、1990年代半ばにスコットランドのグラスゴーで結成されたポストロックバンドです。インストゥルメンタルを主体とした音楽性で知られ、静と動のコントラストが際立つダイナミックなサウンドと、美しいメロディが特徴です。
1996年、モグワイは自身が設立したレーベル「ロック・アクション・レコード」から7インチシングル「Tuner/Lower」でデビューしました。その後、数枚のシングルをリリースし、ニューヨークの「ジェットセット・レコード」と北米での契約を締結。1997年には、それまでのシングル曲をまとめたコンピレーションアルバム『テン・ラピッド』を発表しました。
同年、バンドは「ケミカル・アンダーグラウンド」と契約し、デビューアルバム『モグワイ・ヤング・チーム』をリリース。このアルバムは、ハードコアな轟音と美しいメロディが交錯する、彼らの初期の音楽性を代表する作品となりました。以降、フジロックフェスティバルをはじめ、数回の来日公演も行っています。
モグワイは、同郷のバンド「アラブ・ストラップ」や、日本のバンド「ART-SCHOOL」など、様々なアーティストの作品にゲスト参加しています。
2010年には、北米での長年の所属レーベルであった「マタドール・レコード」を離れ、「サブ・ポップ」と契約しました。2015年には、ギタリストのジョン・カミングスが脱退しています。
モグワイの音楽は、インストゥルメンタルを主体としたポストロックです。デビューアルバム『モグワイ・ヤング・チーム』では、静と動の激しい振幅が特徴的な、ダイナミックなサウンドを聴かせました。美しいメロディもこのアルバムの重要な要素です。
2作目のアルバム『カム・オン・ダイ・ヤング』では、前作のスタイルを踏襲しつつ、ゆったりとした曲にも挑戦。3作目の『ロック・アクション』では、スーパー・ファーリー・アニマルズのグリフ・リースがボーカルとしてゲスト参加したほか、ストリングスやホーンを大々的に取り入れるなど、作品を重ねるごとに初期の轟音フィードバックは影を潜め、より静謐な音楽へと変化していきました。
しかし、『ミスター・ビースト』では、それまでの音楽性の集大成とも言える内容となり、初期からのファンと新しいファン、両方に訴えかける作品となりました。
アルバム『モグワイ・ヤング・チーム』のジャケットには、富士銀行恵比寿支店（現在はみずほ銀行恵比寿支店）の写真が使用されていますが、日本国内盤ではロゴ部分が削除されています。
現在のメンバー
スチュアート・ブレイスウェイト (Stuart Braithwaite) - ギター
バリー・バーンズ (Barry Burns) - ギター、フルート、キーボードなど
ドミニク・アイチソン (Dominic Aitchison) - ベース
マーティン・ブロック (Martin Bulloch) - ドラム
過去のメンバー
ブレンダン・オヘア (Brendan O'Hare) - キーボード、ギター
ジョン・カミングス (John Cummings) - ギター
スタジオアルバム
『モグワイ・ヤング・チーム』 - Mogwai Young Team (1997年)
『カム・オン・ダイ・ヤング』 - Come on Die Young (1999年)
『ロック・アクション』 - Rock Action (2001年)
『ハッピー・ソングス・フォー・ハッピー・ピープル』 - Happy Songs for Happy People (2003年)
『ミスター・ビースト』 - Mr.Beast (2006年)
『ザ・ホーク・イズ・ハウリング』 - The Hawk Is Howling (2008年)
『ハードコア・ウィル・ネヴァー・ダイ・バット・ユー・ウィル』 - Hardcore Will Never Die, But You Will. (2011年)
『レイヴ・テープス』 - Rave Tapes (2014年)
『エヴリ・カントリーズ・サン』 - Every Country's Sun (2017年)
『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』 - As the Love Continues (2021年)
『ザ・バッド・ファイア』 - The Bad Fire（2025年）
その他のアルバム
『テン・ラピッド』 - Ten Rapid (1997年) ※初期シングル集
『キッキング・ア・デッド・ピッグ』 - Kicking A Dead Pig (1998年) ※リミックス・アルバム
『ガヴァメント・コミッションズ』 - Government Commissions （Bbc Sessions 1996-2003） (2005年) ※BBCで行われたセッションライブ盤
『ジダン 神が愛した男』 - Zidane: A 21st Century Portait (2006年) ※サウンドトラック
『スペシャル・ムーブス』 - Special Moves (2010年) ※ライブアルバム
A Wrenched Virile Lore mogwai (2012年) ※リミックス・アルバム
Les Revenants (2013年) ※サウンドトラック
『キン：オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック』 - KIN: Original Motion Picture Soundtrack (2018年) ※サウンドトラック
Mogwai official site
Mogwai's Facebook
Mogwai's MySpace
* PUBLIC-IMAGE.ORG インタビュー
バンドの歴史
1996年、モグワイは自身が設立したレーベル「ロック・アクション・レコード」から7インチシングル「Tuner/Lower」でデビューしました。その後、数枚のシングルをリリースし、ニューヨークの「ジェットセット・レコード」と北米での契約を締結。1997年には、それまでのシングル曲をまとめたコンピレーションアルバム『テン・ラピッド』を発表しました。
同年、バンドは「ケミカル・アンダーグラウンド」と契約し、デビューアルバム『モグワイ・ヤング・チーム』をリリース。このアルバムは、ハードコアな轟音と美しいメロディが交錯する、彼らの初期の音楽性を代表する作品となりました。以降、フジロックフェスティバルをはじめ、数回の来日公演も行っています。
モグワイは、同郷のバンド「アラブ・ストラップ」や、日本のバンド「ART-SCHOOL」など、様々なアーティストの作品にゲスト参加しています。
2010年には、北米での長年の所属レーベルであった「マタドール・レコード」を離れ、「サブ・ポップ」と契約しました。2015年には、ギタリストのジョン・カミングスが脱退しています。
サウンドの特徴
モグワイの音楽は、インストゥルメンタルを主体としたポストロックです。デビューアルバム『モグワイ・ヤング・チーム』では、静と動の激しい振幅が特徴的な、ダイナミックなサウンドを聴かせました。美しいメロディもこのアルバムの重要な要素です。
2作目のアルバム『カム・オン・ダイ・ヤング』では、前作のスタイルを踏襲しつつ、ゆったりとした曲にも挑戦。3作目の『ロック・アクション』では、スーパー・ファーリー・アニマルズのグリフ・リースがボーカルとしてゲスト参加したほか、ストリングスやホーンを大々的に取り入れるなど、作品を重ねるごとに初期の轟音フィードバックは影を潜め、より静謐な音楽へと変化していきました。
しかし、『ミスター・ビースト』では、それまでの音楽性の集大成とも言える内容となり、初期からのファンと新しいファン、両方に訴えかける作品となりました。
その他の情報
アルバム『モグワイ・ヤング・チーム』のジャケットには、富士銀行恵比寿支店（現在はみずほ銀行恵比寿支店）の写真が使用されていますが、日本国内盤ではロゴ部分が削除されています。
メンバー
現在のメンバー
スチュアート・ブレイスウェイト (Stuart Braithwaite) - ギター
バリー・バーンズ (Barry Burns) - ギター、フルート、キーボードなど
ドミニク・アイチソン (Dominic Aitchison) - ベース
マーティン・ブロック (Martin Bulloch) - ドラム
過去のメンバー
ブレンダン・オヘア (Brendan O'Hare) - キーボード、ギター
ジョン・カミングス (John Cummings) - ギター
ディスコグラフィー
スタジオアルバム
『モグワイ・ヤング・チーム』 - Mogwai Young Team (1997年)
『カム・オン・ダイ・ヤング』 - Come on Die Young (1999年)
『ロック・アクション』 - Rock Action (2001年)
『ハッピー・ソングス・フォー・ハッピー・ピープル』 - Happy Songs for Happy People (2003年)
『ミスター・ビースト』 - Mr.Beast (2006年)
『ザ・ホーク・イズ・ハウリング』 - The Hawk Is Howling (2008年)
『ハードコア・ウィル・ネヴァー・ダイ・バット・ユー・ウィル』 - Hardcore Will Never Die, But You Will. (2011年)
『レイヴ・テープス』 - Rave Tapes (2014年)
『エヴリ・カントリーズ・サン』 - Every Country's Sun (2017年)
『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』 - As the Love Continues (2021年)
『ザ・バッド・ファイア』 - The Bad Fire（2025年）
その他のアルバム
『テン・ラピッド』 - Ten Rapid (1997年) ※初期シングル集
『キッキング・ア・デッド・ピッグ』 - Kicking A Dead Pig (1998年) ※リミックス・アルバム
『ガヴァメント・コミッションズ』 - Government Commissions （Bbc Sessions 1996-2003） (2005年) ※BBCで行われたセッションライブ盤
『ジダン 神が愛した男』 - Zidane: A 21st Century Portait (2006年) ※サウンドトラック
『スペシャル・ムーブス』 - Special Moves (2010年) ※ライブアルバム
A Wrenched Virile Lore mogwai (2012年) ※リミックス・アルバム
Les Revenants (2013年) ※サウンドトラック
『キン：オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック』 - KIN: Original Motion Picture Soundtrack (2018年) ※サウンドトラック
外部リンク
Mogwai official site
Mogwai's Facebook
Mogwai's MySpace
* PUBLIC-IMAGE.ORG インタビュー
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