モトーラ世理奈

モトーラ世理奈：モデル、女優、そして歌手としての多才なキャリア

モトーラ世理奈は、1998年10月9日生まれの東京都出身のマルチタレントです。ファッションモデル、女優、歌手として幅広く活躍し、独特の存在感を放っています。

モデルとしてのキャリア

幼い頃からモデルに憧れを抱き、高校1年生の頃に原宿でスカウトされたことが芸能界入りのきっかけでした。2014年11月発売の『装苑』2015年1月号でモデルデビューを果たし、その後、同誌の専属モデルに抜擢されています。

彼女のキャリアは順調に発展し、RADWIMPSのアルバム『人間開花』のジャケットモデルに抜擢されたことで大きな注目を集めました。資生堂の企業文化誌『花椿』の表紙を飾るなど、様々な広告キャンペーンにも起用されています。2017年には「Amazon Fashion Week TOKYO」のキービジュアルにも登場。さらに、2018年には「パリ・コレクション 2018-19A/W」においてファッションブランド「UNDERCOVER」のショーモデルとして、国際的な舞台デビューも果たしています。

女優としての活躍

モデル活動と並行して、女優としても精力的に活動しています。2018年公開の映画『少女邂逅』で長編映画初主演を務め、高い評価を得ました。その後もNHKドラマ『透明なゆりかご』や、民放ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』、『ブラック校則』などに出演。2020年には映画『恋恋豆花』で主演を務め、オーディションで2000人の中から選ばれる実力を見せつけました。さらに、主演映画『風の電話』は第70回ベルリン国際映画祭「ジェネレーション部門」に正式出品され、国際審査員特別賞を受賞するなど、その演技力は国内外から高く評価されています。

歌手としてのデビュー

2019年には、フィッシュマンズの代表曲「いかれたBaby」をカバーし、歌手としてデビュー。12インチシングル盤及び音楽配信でリリースされました。

個性と魅力

モトーラ世理奈の魅力は、その独特の雰囲気と個性にあります。そばかすをチャームポイントとして受け入れ、自身の個性を表現しています。また、幼少期からダンスや写真にも親しみ、それらの経験が彼女の表現力に深みを与えています。演技については、蒼井優や満島ひかりを目標に掲げ、幅広い役柄に挑戦し続け、より自由な表現を目指しているそうです。

受賞歴

彼女の才能は多くの賞に輝いています。主な受賞歴としては、第94回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞（『風の電話』）、第29回日本映画批評家大賞新人女優賞（小森和子賞）「おいしい家族」「ブラック校則」などがあります。

多彩な活動

モトーラ世理奈は、映画、ドラマ、CM、雑誌、写真集など、多岐にわたる分野で活躍しています。その活動は、彼女自身の豊かな感性と表現力、そして並々ならぬ努力の賜物と言えるでしょう。これからも、彼女が新たな才能を開花させていくことに期待が高まります。

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