モノクロームの虹

浜田省吾の「モノクロームの虹」は、1998年4月1日にリリースされた29枚目のシングルです。このシングルは浜田省吾にとって初のマキシシングルであり、以降のシングルは全てこの形式で発売されています。

表題曲「モノクロームの虹」は、1998年4月から2001年まで4年間に渡って開催されたコンサート・ツアー「ON THE ROAD 2001」のテーマソングとして使用されました。また、PlayStation 2用ゲームソフト『OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』の主題歌としても起用されています。

この楽曲は、バブル時代の儚い夢や挫折、そして時代の中に漂う虚無感などを象徴的に表現しています。しかし、その根底には「自分の心の中に希望や想像力があれば、どんなものにも色をつけていくことができる」というポジティブなメッセージが込められています。浜田省吾自身が譜面制作からギターフレーズに至るまで、楽曲の全てを一人で手掛けました。本人は「ラフっぽさを出したかった」と語っています。

カップリング曲の「青空」は、1992年に浜田省吾が鬱状態に陥った際、窓から空や雲をただ眺めていた時の心情を綴ったものです。

「モノクロームの虹」はオリコンチャートで初登場5位を記録し、累計13.7万枚を売り上げるヒットとなりました。浜田省吾のシングルとしては3作目のトップ5入りを果たしています。

収録曲

1. モノクロームの虹
2. 青空

参加ミュージシャン

※詳細な情報は割愛します。

この楽曲に関する詳しい情報は、SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITEで確認できます。

モノクロームの虹 SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITE

「モノクロームの虹」は、浜田省吾の音楽キャリアにおいて重要な作品であり、彼の音楽性とメッセージが色濃く反映された楽曲と言えるでしょう。また、その後の活動にも大きな影響を与えた作品として、多くのファンに愛されています。

もう一度検索