モユクサッポロ

moyuk SAPPORO (モユクサッポロ)

札幌市中央区に位置するmoyuk SAPPOROは、商業施設や高層マンションなどの機能を持つ複合ビルです。この名称はアイヌ語で「タヌキ」を意味しており、地域文化との結びつきを示しています。2023年、狸小路商店街の150周年記念を契機に、moyuk SAPPOROは多くの期待を背負って開業しました。

概要

moyuk SAPPOROは、狸小路商店街振興組合から「狸小路始まって以来の大型商業施設」として位置付けられています。プレオープンを経て2023年7月20日に正式にグランドオープンしました。1階には長く愛されている果物屋「サン・フルーツ」があり、旧サンデパート時代からの流れを継承しています。

また、4階から6階には、近代的な都市型水族館「AOAO SAPPORO」があります。この施設の入場には、公式サイトで購入できる「日時指定チケット」が必要です。アオアオの開業は、2020年の新型コロナウイルス感染症の影響で一時立ち往生しましたが、館長の山内将生氏が2022年に仲間と運営会社「青々」を設立し、ようやく実現しました。おたる水族館からの技術支援を受けて運営が行われ、札幌エリアでは若者や女性をターゲットにした内容が展開されています。

フロア構成

moyuk SAPPOROは、各フロアが多彩な店舗や施設で構成されており、以下のようなレイアウトになっています。

• - 9-28階: 分譲マンション（ライオンズタワー札幌）
• - 7階: モユクスカイガーデン
• - 6階: シロクマベーカリー
• - 4-6階: 都市型水族館「AOAO SAPPORO」
• - 4階: AOAO SAPPORO MUSEUM MARCHE
• - 3階: ソニーストア、ロフト、北洋銀行
• - 2階: Standard Products、31 Sons de mode、キャロットmoyuk札幌店
• - 1階: サン・フルーツ、円山デザート茶屋、ATOIなど
• - 地下1階: きつねeyeタヌキ（土産店）、サツドラ moyuk SAPPOROなど
• - 地下2階: 飲食店街、BEER BAR THE SAPPORO STARSや中華バルなど

特に、2023年12月1日には、MEGAドンキ狸小路別館が「キラキラドンキ」としてオープン予定で、2024年11月15日には新たな業態に移行する予定です。

moyuk SAPPOROは観光客のみならず、地元住民にとっても魅力的なスポットとなっています。札幌の中心街に位置するこの場所は、様々なニーズに応える多彩な店舗が揃い、訪れる人々に新たな発見をもたらすでしょう。今後も地域の活性化に貢献し続けることが期待されています。

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