モンターニャ・シウバ

モンターニャ・シウバ: 脅威の巨人

モンターニャ・シウバ（Montanha Silva）は、1977年2月4日にブラジルで生まれた男性のキックボクサー及びプロレスラーです。211cmという長身と142kgの体重を誇る彼は、シッチ・マスター・ロニーに所属し、その圧倒的な体格から「アマゾンの大巨人」との異名でも知られています。見る者を圧倒する風貌とは裏腹に、彼のファイトスタイルは堅実で守りに重点を置いています。

来歴

K-1デビュー

シウバの競技者としてのキャリアは、2003年6月29日のK-1デビューで始まりました。当時の彼は、デビュー戦での対戦相手である武蔵に対し、K-1ルール違反のマウントパンチを用いて失神させました。この先例のない反則行為により、彼はK-1からの追放を求められましたが、武蔵の再戦要求を受けて、その後無期限出場禁止の処分が保留されることになりました。9月21日には、JAPAN GPで武蔵と再戦し、判定で敗れました。

さらに、シウバは2003年12月31日のK-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!において、アーネスト・ホーストとも対戦しましたが、こちらでも判定負けを喫しました。次なる試合では、2004年2月15日のK-1 BURNING 2004において藤本祐介と対戦し、見事右ストレートでKO勝ちを収め、K-1での初勝利を手にしました。しかし、その後2005年3月19日のK-1 WORLD GP 2005 in SEOULではセミー・シュルトに対し、左フックを受けてKO負けを喫しています。

IGFでの挑戦

シウバのプロレスラーとしての活動は、2007年9月8日に日本ガイシホールで開催されたIGFにおける試合に遡ります。この試合では、田村潔司との対戦が組まれ、U-STYLEルールでの試合が行われました。シウバはパンチやキックで優勢に試合を進めるも、最終的には7分49秒でフロントスリーパーホールドにより敗北しました。

その後、2008年6月23日のGENOME 5で小川直也と対戦し、勝利を収めることで金星を手にしました。しかし、同年8月15日のGENOME 6では再戦となり、リベンジを果たされた結果、敗北を喫しました。

戦績

モンターニャ・シウバは、キックボクシングとプロレスの分野において様々な戦績を残しています。彼のスタイルは、その巨体に似合わず堅実で、守りを重視した戦い方が特徴です。

まとめ

モンターニャ・シウバは、その巨大な体格と独自のファイトスタイルで、多くのファンに印象を残しました。彼のキャリアには成功と挫折の両方が詰まっており、その経歴は今後も多くの人々に語り継がれることでしょう。彼のこれからの挑戦にも注目が集まります。

もう一度検索