モンチュ (サッカー選手)

モンチュとして知られるラモン・ロドリゲス・ヒメネスは、1999年9月13日にスペインのバレアレス諸島にあるパルマ・デ・マヨルカで誕生したミッドフィールダーです。現在はレアル・バリャドリードでプレーしています。

キャリアの出発点とバルセロナ時代

サッカー選手としてのキャリアは、地元のRCDマヨルカでスタートさせました。2012年、13歳の時にFCバルセロナの下部組織である「ラ・マシア」に加わります。バルセロナのカンテラで順調な成長を遂げたモンチュは、2017年12月15日に行われたカディスCFとの試合でFCバルセロナBでのデビューを果たしました。その後、着実にステップアップし、2020年8月8日にはUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、SSCナポリとのセカンドレグでトップチームの公式戦に初めて出場しました。

ジローナへのレンタル移籍

バルセロナでのトップチームデビューを経て、さらなる実戦経験を積むため、モンチュは期限付き移籍を選択します。2020年9月22日、セグンダ・ディビシオン（スペイン2部リーグ）に所属していたジローナFCへ、買い取りオプション付きの契約で1シーズン限定のレンタル移籍が発表されました。新天地となったジローナでは、2020年10月18日のレアル・オビエド戦で加入後初となるゴールを記録しています。

グラナダへの完全移籍

ジローナでのレンタル期間を終えたモンチュは、FCバルセロナを離れることとなります。2021年7月16日、彼はフリーエージェントとしてグラナダCFへ加入し、4年間の長期契約を結びました。この契約には、モンチュが将来的に他のクラブへ移籍する際に発生する移籍金の50パーセントが、FCバルセロナに支払われるという条項が盛り込まれていました。これは、バルセロナが彼の育成に関わった功績を考慮したものであると考えられます。

レアル・バリャドリードへの移籍

グラナダCFでプレーしていたモンチュですが、2022年2月1日、シーズン途中にレアル・バリャドリードへの期限付き移籍が発表されました。この移籍は2021-22シーズン終了までの期間とされていましたが、バリャドリードでのパフォーマンスが評価され、2022年6月6日には完全移籍への移行が正式に決定しました。これにより、モンチュはレアル・バリャドリードの正式な一員となり、現在も同クラブでキャリアを継続しています。

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