モントリオール地下鉄イエローライン

モントリオール地下鉄グリーンライン（仏語: Ligne Jaune）は、カナダ・ケベック州モントリオールを走る地下鉄路線です。ベリ・UQAM駅とロングイユ駅を結ぶ、路線番号4号線として運行されています。フランス語では「リーニュ・ジョーヌ」と呼ばれています。

概要

1967年にベリ・UQAM駅（開業時はBerri-de Montigny駅）とロングイユ駅の間が開通し、モントリオール地下鉄で3番目に開業した路線です。モントリオール市とセントローレンス川を挟んだ対岸のロングイユを結んでいます。モントリオール地下鉄の中で最も短い路線であり、わずか3駅しかありません。この路線は、1967年に開催されたモントリオール万国博覧会の会場への旅客輸送を目的として建設されました。


グリーンラインには延伸計画があり、将来的には路線が延長される可能性があります。全区間が地下区間であり、地上に出る区間はありません。路線番号は4号線ですが、これは3番目に開業した路線であるにもかかわらず、当初計画されていた3号線の建設が中止になったため、4号線が割り当てられたという経緯があります。

駅

グリーンラインには以下の3つの駅が存在します。

1. ベリ・UQAM駅（Berri-UQAM）：他の路線との乗り換えが可能な主要駅です。
2. ジャン・ドラポー駅（Jean-Drapeau）：モントリオール万博の会場があった場所に位置し、現在は公園やイベント会場として利用されています。
3. ロングイユ駅（Longueuil–Université-de-Sherbrooke）：モントリオール南岸のロングイユ市に位置し、大学に隣接しています。

その他

グリーンラインは、モントリオール地下鉄の中でも特に短い路線でありながら、重要な役割を果たしています。万博会場へのアクセスを担った歴史的な背景や、セントローレンス川を渡る唯一の地下鉄路線であることから、モントリオール市民にとって欠かせない存在となっています。

ギャラリー

[駅構内の写真1]
[駅構内の写真2]

脚注

[脚注1]
[脚注2]

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