モーレツ欲張りゲーム

『モーレツ欲張りゲーム』は、1969年7月20日から11月30日までフジテレビ系列局で放送されていたゲームバラエティ番組です。大塚製薬がスポンサーを務め、毎週日曜日の19:00から19:30に放送されていました。

番組概要

「欲張る事は、いい事だ。」をキャッチフレーズに、一般からの参加ペア5組がゲームに挑戦し、賞品獲得を目指すという内容でした。司会は、前番組『紅白スタージェスチャー』から引き続き、当時フジテレビアナウンサーだった露木茂氏が担当しました。露木氏は番組冒頭で「私は正義の味方、司会の露木茂です。」と挨拶するのが恒例でした。

番組構成

番組は主に3つのコーナーで構成されていました。

欲張りゲーム: 掴み取りや着ぶくれなど、様々なゲームで競い合うコーナーでした。
ブー・ドボン・ゲーム: 1人が台に乗り、もう1人が30個のボタンの中から当たりを探すゲームです。30個のうち1つだけが仕掛けボタンで、押すと台が壊れて乗っている人が落下するというスリル満点のゲームでした。
本物・偽物ゲーム: 出題される物の中から、本物と偽物を見分けるゲームです。参加者の観察力や推理力が試されました。

エピソード

1988年3月31日に放送されたフジテレビ開局30周年記念特番『フジテレビ30年史 秘蔵VTR一挙大公開』では、本番組の第1回目の映像が紹介されました。映像後、露木氏は「（この番組）三月（みつき）で終わったんです。」と笑いながらコメントしていましたが、実際の放送期間は4か月でした。

『モーレツ欲張りゲーム』は、当時の視聴者参加型番組として人気を博し、多くの人々に親しまれました。短い放送期間ではありましたが、フジテレビの歴史を語る上で欠かせない番組の一つと言えるでしょう。

参考文献

産経新聞

関連項目

* さあ!どうする!

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