ヤイア・フォファナ

ヤイア・フォファナ：新世代を担うゴールキーパー

ヤイア・フォファナ（Yahia Fofana）は、2000年8月21日フランスのパリで生まれた、将来を嘱望されるプロサッカー選手です。ポジションはゴールキーパーで、現在はアンジェSCOに所属し、コートジボワール代表としても活躍しています。

若手時代の育成とクラブでの台頭

フォファナは、レッドスターの下部組織で才能を磨き、2015年にル・アーヴルへと移籍しました。2018年11月17日には、クープ・ドゥ・フランスのASガマシュ戦でトップチームデビューを果たし、その才能の片鱗を見せました。2019年7月4日には、クラブと初のプロ契約を締結し、プロサッカー選手としてのキャリアを本格的にスタートさせました。

2021年1月30日のシャムワ・ニオルテ戦で、フォファナはリーグ・ドゥ初出場を果たしました。この試合で、先発GKが退場したことを受けて途中出場し、チームのピンチを救い、アウェイでの貴重な勝ち点獲得に貢献しました。2021-22シーズンには、ポール・ル・グエン監督の信頼を勝ち取り、正GKの座を掴み取りました。リーグ戦35試合に出場し、第12節のカーン戦では、ロングフィードでアシストも記録するなど、その能力の高さを示しました。

国内外のクラブからの関心を集める中、フォファナはル・アーヴルとの契約を延長せず、2022年7月1日にアンジェへと移籍しました。しかし、アンジェではローン移籍から復帰したポール・ベルナルドーニとのポジション争いとなり、当初はベルナルドーニが優先的に起用されました。チームの成績不振もあって、第7節でリーグ・アン初出場を飾り、チームのシーズン初勝利に貢献しました。その後、膝の負傷で一時離脱しましたが、シーズン終盤には再び先発の座を掴み、その実力を証明しました。2023-24シーズン、クラブはリーグ・ドゥに降格しましたが、フォファナは正GKとしてチームを支えています。

代表としての選択と活躍

フォファナは、2017年にU-17フランス代表に選出され、U-17欧州選手権に出場しました。また、U-17ワールドカップにも出場し、正GKとして全試合に出場しました。

フランスの世代別代表の常連でしたが、2023年8月、コートジボワール代表監督の説得を受け、A代表はコートジボワールを選択しました。そして、9月9日のアフリカネイションズカップ予選でコートジボワール代表として初キャップを記録し、新たな代表でのキャリアをスタートさせました。

ヤイア・フォファナは、その才能と努力で着実にステップアップを遂げている注目の若手ゴールキーパーです。今後の更なる活躍が期待されています。

もう一度検索