ヤシマキザイ

株式会社ヤシマキザイについて

株式会社ヤシマキザイ（Yashima & Co., Ltd.）は、東京都中央区に本社を構える商社で、主に鉄道関連の製品を取り扱っています。会社の設立は1948年に遡り、当初は八洲器材株式会社という名前で、様々な産業機器の製造や販売、修理を目的に設立されました。

主な業務

ヤシマキザイの主要な業務は、鉄道関連商品の販売です。特に、JRグループとの関係は長年にわたり続いており、旧国鉄時代からの取引があることからも信頼性が伺えます。また、日立製作所などの大手企業とも強い取引関係を持っており、安定した取引先を有する商社として位置づけられています。さらに、一般産業向けの製品も扱うなど、広範なビジネス展開を行っています。

沿革

ヤシマキザイの歴史は、1948年10月に八洲器材株式会社として始まりました。1951年には、振興造機（後の神鋼造機）と国鉄向けのディーゼルエンジンの販売代理店契約を結び、その後の1962年には日本エヤーブレーキ（後のナブテスコ）との代理店契約も締結しました。

1965年には、日立製作所が製造する鉄道車両用品の販売代理店となり、1971年には日本航空電子工業が扱うコネクタの販売代理店の地位を獲得しました。1983年には日立製作所の総合特約店に指定され、1990年には小糸工業（後のコイト電工）が手掛ける鉄道車両部品の特定地区向け代理店となるなど、事業拡大を進めてきました。

2012年には、マティサとの間でJR向けのマルチプルタイタンパーの代理店契約を締結し、翌年には商号を株式会社ヤシマキザイに改称しました。2019年には東京証券取引所2部へ上場し、さらなる成長を遂げています。

事業所

ヤシマキザイは、東京都中央区に本社を置くほか、多くの支店や営業所を展開しています。大阪府大阪市西区に大阪支店、愛知県名古屋市中村区には名古屋支店を設置。北海道札幌市には札幌営業所、宮城県仙台市には仙台営業所があり、新潟県新潟市にも営業所を構えています。また、水戸営業所（茨城県ひたちなか市）、静岡県浜松市の浜松営業所、広島県広島市南区の広島営業所、香川県高松市の高松営業所、福岡県福岡市博多区の九州営業所と、全国各地に拠点があります。

結論

株式会社ヤシマキザイは、鉄道関連製品に特化した商社として、長い歴史と多様な取引先を有する企業です。今後もその信頼性と安定した取引によって、更なる成長が期待されます。

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