ヤマザキモータースについて
ヤマザキモータースは、
1969年生まれの日本のお笑い芸人であり、
滋賀県出身です。本名は山崎晋(やまざきすすむ)で、太田プロダクションに所属しています。彼は
滋賀県立八日市高等学校を卒業後、一年の浪人を経て明治大学商学部に進学し、卒業しました。結婚している彼は、かつてはノンキー山崎という芸名で知られていました。
初期の経歴と芸人としての歩み
大学進学のために上京したヤマザキは、アルバイト先で出会った白川安彦と共に「ノンキーズ」を結成し、お笑い界にデビューしました。デビュー当初は「ノンキース」という名前でしたが、彼らは「爆笑BOOING」や「オールナイト・フジR」などのネタ番組で活躍し、チャンピオンに輝くこともありました。なお、彼は音楽活動にも挑戦しており、「Nonkeys」という名義で4作品をリリースし、芸人仲間から高い評価を得ています。
2002年に「ノンキーズ」は解散し、白川は放送作家に転身しました。その後、
2004年には新たに後輩の末吉くんと「山崎末吉」というコンビを結成しましたが、
2005年に急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を発症し、長期入院を余儀なくされました。この影響で、芸能活動を続けることが難しくなりましたが、彼はリハビリの傍らピン芸人として活動を再開します。
コンビ活動と後の展開
2008年には元
鼻エンジンの松丘慎吾とのコンビ「くらげライダー」を結成します。このコンビは多くのファンに支持されましたが、2014年には解散しています。その後、再びピン芸人として活動を続け、
2016年には元「B'」のダムダム正一とユニット「カンキョーズ」を結成し、環境問題をテーマにしたコントや漫才を行うなど新たな試みにも挑戦しました。
芸風と活動の幅
ヤマザキの芸風は、特に下ネタを取り入れたユーモアが特徴です。「勃っとる!勃っとる!」や「濡れとるやないか」というフレーズで知られています。彼の漫才スタイルは、かつてのコンビ時代には一貫してツッコミとして活動していましたが、コンビ「くらげライダー」時代にはボケに転向するなど、柔軟なスタイルを持つ芸人です。
現在の活動と絆
ヤマザキは現在、太田プロエンタテイメント学院の講師を務める傍ら、お笑いライブ「モータースLIVE」を主催しており、活動の幅を広げています。また、彼は交友関係も広く、「竜兵会」のメンバーとして知られ、芸人仲間との絆も深めています。ブログでは、彼の友人たちの名前が挙がることもあり、芸人同士の絆を大切にしている様子が伺えます。
これからもヤマザキモータースは、独自のスタイルでお笑い界を盛り上げ続けることでしょう。彼の多才な活動は、日本のエンターテインメントシーンにおいて、多くのファンに愛される要素となっています。