ヤマトよ永遠に REBEL3199

ヤマトよ永遠に REBEL3199：新たな戦いの幕開け

『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まるリメイクシリーズの最新作、『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、前作『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の続編として、2024年7月より全国の劇場で公開が始まりました。本作は、旧作の劇場版『ヤマトよ永遠に』とテレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマトIII』をベースに、新たな解釈と展開で再構築されたオリジナルストーリーとなっています。全26話構成で、全7章に分けて上映される予定です。キャッチコピーは「未来を、変えろ。敵は……宇宙戦艦ヤマト。」と、シリーズファンを驚かせる衝撃的な内容となっています。

ストーリー：イスカンダル事変後の影

西暦2205年、イスカンダル事変を終え地球へ帰還した宇宙戦艦ヤマトと第65護衛隊は、功績と同時に厳しい罰則に直面します。デザリアムからのガミラス移民保護という功績は称えられましたが、命令違反に対する責任を問われ、ヤマト艦長である古代進をはじめとする関係者は職務を解任、配置転換となります。ヤマト自身も第一線から退き、予備役艦隊に編入、廃艦同然の扱いを受けながら様々なテストに利用されることになります。

一方、地球と同盟を結んだガミラスは、新たな母星ガルマン星での国家再建を進めていました。しかし、ガミラスの植民地化によって損害を被ったボラー連邦は、地球への領海侵犯を繰り返し、地球は復興とボラー連邦への対処という困難な状況に置かれます。

西暦2207年、突如として謎の巨大物体「グランドリバース」が太陽系に現れ、地球防衛軍の抵抗を押し切り、首都を制圧します。そこからはデザリアムの降下部隊が出現し、内通者によるクーデターも発生。この危機に、解散していた旧ヤマト艦隊クルーに「ヤマトへ集結せよ!!」という極秘指令が出されます。

主要キャラクター：それぞれの運命

本作では、イスカンダル事変後のそれぞれのキャラクターの状況が描かれています。

古代進: イスカンダル事変での行動を問われ、ヤマト艦長職を解任。西暦2207年には土星修復計画の監察官として活動しています。
森雪: アスカ艦長職を解任され、地球連邦防衛軍本部付幕僚として活動。古代進との関係も物語に影響を与えます。
真田志郎: ヒュウガ艦長職を解任後、サーシャの経過観察チーム責任者となりますが、西暦2207年には消息不明となっています。
島大介: ヤマト副長職を解任され、地球連邦空軍に出向。無人艦隊コマンド艦「グラディエーター」の艦長に就任します。
その他のキャラクター: 揚羽武、北野誠也、藤堂平九郎、藤堂早紀、藤堂信乃、南部康造、島次郎、加藤真琴、加藤翼、香坂芳郎といった個性豊かなキャラクターたちが、物語を彩ります。

デザリアム、ボラー連邦といった敵対勢力も、それぞれ新たな勢力図を形成し、ヤマトクルーの前に立ちはだかります。

登場メカ：進化と継承

本作には、宇宙戦艦ヤマトを始めとする様々な艦船が登場します。

宇宙戦艦ヤマト: イスカンダル事変の功績を称えられ、参戦章を授与されています。
波動実験艦銀河: 土星修復作業に従事しています。
アンドロメダ級宇宙戦艦: ガトランティス戦役後の改修を経て、活躍します。
アスカ級補給母艦: アスカを始めとする補給母艦、強襲揚陸艦が登場します。
ヒュウガ級戦闘母艦: ボラー連邦の侵攻に対抗するため、建造が進められています。
* 無人艦隊コマンド艦グラディエーター、無人艦隊迎撃艦エイジャックス: 島大介の技術を基に開発された新しい艦船です。

デザリアム軍、ボラー連邦軍の艦船も登場し、それぞれの勢力の特色が反映されています。

スタッフ、主題歌、その他

本作のスタッフには、西﨑義展、福井晴敏、宮川彬良など、シリーズを支えてきたベテランスタッフに加え、新たな才能も参加しています。主題歌、挿入歌にも注目です。全26話を7章に分けての劇場公開、さらにBD/DVDの発売も予定されており、多角的な展開でシリーズファンを楽しませる作品となっています。

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