ヤロミール・ズムルハル

ヤロミール・ズムルハル（Jaromír Zmrhal）は、1993年8月2日生まれ、チェコ共和国ウースチー州ジャナツ出身のプロサッカー選手です。ポジションは主にミッドフィールダー（MF）で、現在はスロバキア・フォルトゥナ・リーガの強豪、ŠKスロヴァン・ブラチスラヴァに所属しています。

クラブキャリア

ズムルハルは、2004年に名門SKスラヴィア・プラハのユースアカデミーに入団し、着実に才能を伸ばしました。2012年にはトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせます。2012年8月4日、フォルトゥナ・リガ（チェコ1部リーグ）のFCバニーク・オストラヴァ戦でプロデビューを飾りました。その3週間後には、FCズブロヨフカ・ブルノ戦でプロ初ゴールを記録し、早くもその才能の片鱗を見せつけました。

以降、ズムルハルはスラヴィア・プラハで先発に定着し、チームの中心選手として活躍しました。生え抜きの選手としてチームを牽引し、サポーターからの信頼も厚かったです。2017-18シーズンには、国内カップ戦であるポハール・チェスケー・ポシュスティ（チェコ・カップ）で優勝を経験。決勝戦ではFKバウミト・ヤブロネツを下し、タイトル獲得に貢献しました。

2019年8月6日、ズムルハルはイタリア・セリエAのブレシア・カルチョと4年契約を締結し、新たな挑戦の舞台をイタリアに移しました。

代表キャリア

ズムルハルは、チェコ代表としても各年代でプレーしてきました。2013年からはユース世代の代表として活躍し、その実力をアピールしました。そして、2016年10月11日、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のアゼルバイジャン戦で、ついにフル代表デビューを果たします。同年11月11日には、同じくワールドカップ予選のノルウェー戦で代表初ゴールを記録しました。

プレースタイル

豊富な運動量と正確なパスで中盤を活性化させる、 типичный box to box полузащитникと言えるでしょう。また、 славiaプラハの下部組織出身ということもあり、 славiaイズムを体現した献身的なプレーも魅力です。

まとめ

ヤロミール・ズムルハルは、SKスラヴィア・プラハで育ち、チェコ代表としても活躍する実力派ミッドフィールダーです。ŠKスロヴァン・ブラチスラヴァでの今後の活躍、そしてチェコ代表での更なる飛躍が期待されています。

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