ユバの徽

ユバの徽

『ユバの徽』（ユバのしるし）は、DMM.comから配信されたブラウザゲーム及びスマートフォンアプリで、2016年の8月にサービスを開始し、2018年9月26日にサービスが終了しました。

ゲームのテーマ

このゲームは人身御供を信仰する神々の世界を背景にしています。プレイヤーは自身が神の血を引く“ユバの戦士”であり、囚われた祈り人を救出しつつ、侵略者に奪われた“ユバの大地”を取り戻すことが主な目的です。また、祈り人と契りを交わし、ユバの戦士を誕生させて育成する要素もあります。

そのため、ゲーム内では残虐な表現が多く見られます。例えば、戦闘時には血しぶきが舞う演出や、キャラクターの削除コマンドが「生け贄」と呼ばれるなど過激な要素があります。ただし、全年齢対象の作品として設定されています。性描写に関しても強いセリフが存在するものの、全裸の画像はなく、暗喩的な表現に留まっています。

ゲームシステム

『ユバの徽』のゲームプレイは、横スクロール型のアクションゲームで構成されています。プレイヤーは３人のユバの戦士を編成し、「ウル」と称されるエネルギーを集めながら、制限時間内にステージをクリアする必要があります。祈り人を救出すれば、宝箱ボーナスを獲得するチャンスがあり、ランクSを目指すことも可能です。

ゲームの序盤では剣をもつ少女「ユバ」がプレイヤーの唯一のキャラクターであり、救出した祈り人との契りを交わすことで子孫を増やし、神の力を得て成長します。各ステージでは、制限時間内にクリアするために、祈り人の特性を考慮して戦士を選出する必要があります。また、祈り人はトラウマを抱えており、記憶を回復させることで本来のパワーを発揮できるため、キャラクターの育成も重要です。

主要システム

契り

契りは新たなユバの戦士を誕生させる儀式であり、進化した祈り人との組み合わせにより強力な戦士を生み出します。遺伝子の組み合わせによって特性が決まるため、どの祈り人と契るかが重要な戦略となります。

生け贄

生け贄は、戦士と祈り人の特性の違いにより、戦士と祈り人それぞれ異なる方法でレベルアップを図ります。戦士は生け贄に捧げた人数によって成長し、一族の始祖である「ユバ」は特別なクエストをクリアしなければレベルアップが難しい設定になっています。

キャラクターと敵

『ユバの徽』には多彩なキャラクターが登場します。プレイヤーの戦闘ユニットであるユバの戦士や、戦場に同行する祈り人はそれぞれ異なる職業と特性を持ちます。敵キャラクターは他国からの侵略者であり、彼らもプレイヤーの戦略次第で救出して仲間として育成することが可能です。

コラボレーションとスタッフ

ゲームの展開においては、様々なコラボレーションやユニークなキャラクターが取り入れられ、声優業以外の著名人がゲスト声優として起用されることもあります。音楽は近藤嶺と塚原義弘が担当し、サウンドトラックやキャラクターブックなどもリリースされています。

結論

全体的に『ユバの徽』は魅力的なキャラクターとダイナミックな戦闘要素を備えた作品であり、神話を基にした独特の世界観がプレイヤーを引き込む内容となっています。残虐描写と性描写が含まれていますが、全年齢向けに調整されている点が印象的です。

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