ユーロビジョン・ソング・コンテスト1959

第4回ユーロビジョン・ソング・コンテスト (1959)

1959年3月11日、フランスのカンヌにあるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレにて、第4回ユーロビジョン・ソング・コンテストが開催されました。フランス国営放送（RTF)が制作を担当し、同局のアナウンサーであるジャクリーン・ジュベールがプレゼンターを務めました。音楽監督はフランク・プゥルセルが担当し、フランス、モナコ、西ドイツ、スウェーデン、スイス、オーストリアの6か国の伴奏指揮者を務めました。

参加国と放送ネットワーク

今大会には11か国が参加し、14社の放送ネットワークを通じて中継されました。モナコが新規参入し、テレ・モンテカルロが放送を開始しました。イギリスは復帰し、英国放送協会 (BBC )が放送を再開しました。一方で、ルクセンブルクは代表を送らなかったものの、CLTテレ・ルクセンブルクは放送を実施しました。

参加国と放送ネットワークの内訳は以下の通りです。

RTFフランス国営放送 (4)
TMCテレ・モンテカルロ (1)
英国放送協会 (TV1,ライトプログラム) (2)
SRスウェーデン放送 (2)
SRデンマーク国営放送 (3)
オーストリア放送協会 (3)
ドイツ公共放送連盟 (ドイツテレビジョン) (4)
NTSオランダ・テレビ協会 (4)
NIRベルギー国営放送協会オランダ語放送 (4)
INRベルギー国営放送協会フランス語放送 (4)
RTFフランス国営放送第1チャンネル (4)
スイス放送協会(tsrテレヴィジオン・スイス・ロマンド,DSRシュヴァイツアー放送テレビ) (4)
* イタリア放送協会 (国民テレビ) (4)

※括弧内の数字は参加回数を示します。

オープニング

各国の演目が始まる前には、開催地であるカンヌを紹介するビデオが上映されました。カンヌの街並みや夜景、ラ・クロワゼット通りなどが映し出され、その後カメラは会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレの内部へと進み、視聴者の臨場感を高める演出が施されました。

投票方式

投票方式は前年と同様で、各国審査員は各10名。1人1票を投じます。国際電話で伝えられた投票数は、スコアボード・パネルに表示されました。

今大会では、重要な改正項目として「プロの作曲家やレコード会社等の関係者は審査員として認めない」という規則が追加されました。

結果

オランダ代表のテディ・ショルテンが優勝を果たしました。7か国から得点を獲得し、合計21点のうち1/3はイタリアからの票でした。

その他

各曲の歌詞については、Diggiloo Thrushを参照してください。

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