ヨルノバ

『ヨルノバ』の概要

『ヨルノバ』は、2020年3月30日から始まった広島県ローカルのラジオ番組であり、毎週月曜日の深夜に放送されます。この番組は、"ラジオの中の夜の居場所"というコンセプトのもと、中高生をターゲットにした内容で構成されています。番組は、中国放送（RCC）で提供され、多くのリスナーに支持されています。

番組のスタートは、以前放送されていた『ラジプリズム』や『AliceHiroshima! Fun♪Radio』などの改編によって実現しました。これにより、22時台からの自社製作番組が月曜のみに縮小され、番組の編成も変更されました。リスナーからのメッセージは、主に公式インスタグラムのダイレクトメッセージやストーリーを通じて受け付けていますが、インスタを使用できない学生にはFAXでのメッセージ応募も行っています。

新型コロナウイルスの影響と放送再開

2020年の放送開始から、新型コロナウイルスの影響が顕著に現れました。番組の放送中に中国放送の社内で感染者が出たため、2020年7月13日には一時休止を余儀なくされました。この休止は打ち切りではなく、感染対策のための措置でした。再開予定の日付は8月17日でしたが、これがさらに延長されることが発表され、最終的に9月7日からの放送再開となりました。その後も番組は続いていましたが、12月にはラジオスタッフに感染者が出たため、再び特定の放送分が休止となる事態が起きました。

放送時間とパーソナリティ

『ヨルノバ』は、2023年9月25日までは毎週月曜の21:00から23:30まで放送され、その後放送時間が短縮されて21:00から22:55となりました。番組中のスロットには、毎週日曜の特別放送『オトノバ』もありましたが、こちらは2020年9月27日をもって終了しました。

メインのパーソナリティには、RCCアナウンサーの田村友里が務め、他にもムカイダー・メイ（PEROのボーカル）やKAYLLY（ダンススタジオFLEXのインストラクター）が出演しています。特にこの二人は、午後10時から11時頃までの時間にコーナーに参加しています。

番組のコーナー

『ヨルノバ』では、多彩なコーナーが展開されています。例えば、毎週月曜の9時台には、田村アナが最新の言語やトレンドについて学ぶ"タムラーニング"、第1・第3月曜にはムカイダー・メイが本を紹介する"メイブラリー"、そして毎週月曜23時台には、田村友里がリスナーとともに"キュンとした瞬間"を共有する"キュン差し上げます!"などがあります。

テーマソングとエンディング

番組のテーマソングやBGMも魅力の一つです。2020年9月7日からのオープニングテーマは、DE DE MOUSE|DE_DE_MOUSEの「don't stop the music」で、23時前のニュース時には「be yourself」が流れます。また、エンディングにはHave a Nice Day!の「僕らの時代」が使われています。全体を通じて、音楽とメッセージが織り交ぜられ、リスナーにとって魅力的な時間が提供されています。

『ヨルノバ』は、そのユニークなスタイルと内容で、広島の中高生たちにとって大切な夜の居場所となっているのです。

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