ライアン・サール

ライアン・グレゴリー・サール：国際舞台で活躍するオーストラリア出身のプロ野球投手

ライアン・グレゴリー・サール（Ryan Gregory Searle）は、1989年6月22日生まれ、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン出身のプロ野球選手です。投手として、MLB傘下、独立リーグ、台湾、日本など、様々な舞台で活躍してきました。

プロ入りとWBCオーストラリア代表選出

サールは、2007年に17歳という若さでシカゴ・カブスと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。2009年には、第2回WBCオーストラリア代表に選出され、国際舞台での経験を積みます。その後も、2013年の第3回WBCにも選出され、オーストラリア代表としてプレーしました。

オーストラリアン・チャレンジと独立リーグでの活躍

2014年には、オーストラリアで開催されたMLB開幕戦の前に行われた親善試合「オーストラリアン・チャレンジ」のオーストラリア代表に選出されました。同年シーズンは、アメリカン・アソシエーションのグランドプレーリー・エアーホッグスでプレーしました。

日本での挑戦：石川ミリオンスターズ

2015年、サールは日本の独立リーグ、ベースボール・チャレンジ・リーグ（BCリーグ）の石川ミリオンスターズに入団しました。石川では「ライアン・シール」という登録名でプレーし、背番号55を背負いました。独立リーグで実績を残し、その後の台湾球界へのステップへとつなげました。

台湾球界でのプレー

2016年、サールは第4回WBC予選のオーストラリア代表に選出され、チームは本戦出場を決めました。その後、台湾のLamigoモンキーズに移籍し、「索爾」という登録名でプレーしました。しかし、同年6月には、チームがミッチ・タルボットと契約したことで外国人枠の関係で退団となりました。

その後の代表活動

2017年には、第4回WBC本戦のオーストラリア代表に選出され、再び国際舞台で活躍しました。2019年には、プレミア12のオーストラリア代表にも選ばれています。

プレースタイルと評価

サールは、恵まれた体格から投げ下ろす角度のあるボールが持ち味です。国際経験も豊富で、様々な国の野球に対応できる適応力も持ち合わせています。

主な球歴

2007年：シカゴ・カブスと契約
2009年：第2回WBCオーストラリア代表
2013年：第3回WBCオーストラリア代表
2015年：石川ミリオンスターズ（BCリーグ）
2016年：Lamigoモンキーズ（台湾）
2017年：第4回WBCオーストラリア代表
2019年：プレミア12オーストラリア代表

背番号

55（石川ミリオンスターズ、2015年）
* 45（Lamigoモンキーズ、2016年）

ライアン・グレゴリー・サールは、その国際的な経験と実力で、今後も様々な舞台での活躍が期待される選手です。

もう一度検索