ライス (お笑いコンビ)

ライス

ライスは、吉本興業の東京本社で活動する日本の人気お笑いコンビである。彼らは東京NSCの9期生としてデビューし、2016年には「キングオブコント」の王者に輝いた。コンビ名の「ライス」は、メンバーの一人である関町知弘が命名し、日本人には米が嫌いな人はいないとの思いから付けられた。このユニークな名前は、2人が通った同じ高校での縁から生まれた。

メンバー紹介

関町 知弘

関町（せきまち）は1983年生まれのボケ担当。東京都渋谷区恵比寿出身で、身長176cm、体重75kg、血液型はO型。彼はメガネをかけており、独特な外見とユーモアを活かしたキャラクターで知られる。家族が多い環境で育ち、高校時代からピン芸人としての活動も行っていた。他の芸人と親しい関係を築く一方で、彼は自身のキャラクターを通じて様々なイベントや活動を展開している。例えば、特技として頭を叩いて曲を演奏するなどのユニークなパフォーマンスを魅せることもあり、さらには自動車教習所で嵐の二宮和也と同じクラスだったエピソードも語られている。

田所 仁

田所（たどころ）は1982年生まれで、ツッコミとネタ作りを担当。身長171cm、体重70kg、血液型はB型である。彼は滑舌が苦手で、特に「ラ行」の発音が難しいため、時にはその特性をネタにされることもある。興味のある分野は映画や漫画で、特に『ジョジョの奇妙な冒険』や『シティーハンター』などを好んでいる。数々のライブやトークイベントを行う中で、多くのフォロワーとファンを持つこととなった。彼の独自の視点や創作能力は、ライスのネタの核となっている。

芸風

ライスのネタは、主にコントとして構成されており、テーマにはシュールなものやブラックジョーク、エロティックな要素が含まれることが多い。彼らのパフォーマンスの中には、死に関わるオチが多く見られるのが特徴である。また、ネタ作りは田所がメインで担当し、時には関町も自身で考えたネタを演じることがある。特に特定のフレーズや台詞が注目を集めたり、一部のネタが流行語として広まったりすることもあった。

活動と実績

結成から様々なコンペティションやイベントにも参加し、多くの支援を受けてきたライスは、結成10周年を迎えた2013年には特別ライブも開催するに至った。彼らのコントスタイルや独自性は多くのファンを魅了し続けている。テレビやラジオ、また舞台などでも多くの出演機会があり、特に若い世代を中心にその存在感を示している。メディア露出も多く、各種番組のMCやゲストとして活躍している。

ライスは多様な活動を通じて自身の芸風を進化させ続けている。このコンビの今後の動向にも期待が高まっている。

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