ライセンス (お笑いコンビ)

ライセンス（LICENSE）

ライセンスは、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビであり、1996年4月に結成された。メンバーは藤原一裕（ボケ担当）と井本貴史（ツッコミ担当）で、二人は奈良県立上牧高等学校の同級生として出会い、コンビを結成した。

メンバー

• - 藤原 一裕（ふじわら かずひろ）（1977年9月20日生まれ）

ボケを担当し、コンビ名の由来となるネタ作りも行う。立ち位置では向かって左側。

• - 井本 貴史（いのもと たかふみ）（1978年1月27日生まれ）

ツッコミを担当し、立ち位置は向かって右側。以前は大阪時代にボケを担当していた。

コンビの歴史

藤原と井本は共に高校に入学し、同級生として交流を深めた。1996年にコンビを結成する前には、藤原、井本、そして原田の三人でトリオを組んでいたが、原田が脱退したことにより、ライセンスとしての活動が始まった。オーディションを経て吉本興業に所属し、コンビ名「ライセンス」は英和辞典を引いた際に選ばれた言葉から来ている。

初舞台は1997年3月で、1999年には第29回NHK上方漫才コンテストで優秀賞を受賞した。以降、2001年に東京に拠点を移し、ボケとツッコミの担当を入れ替えるなど新たなスタイルに挑戦していった。特に『吉本ばかな』の企画での成功が、コンビの名を広めるきっかけとなった。

コンビとしての大きな転機の一つは、2006年の『M-1グランプリ2006』での活躍だった。この年、ライセンスは敗者復活戦を勝ち抜き、決勝に初進出。決勝戦では「ドラえもん」のパロディを披露し、6位という結果を収めた。

その後、コンビ名を一時「ザ・ちゃらんぽらん」に変更するも、ファンからの要望などを受けて再びライセンスに戻すことが決まった。彼らの活動はお笑いライブやテレビ番組、CMなど多岐にわたる。

知名度の向上

ライセンスは毎年の全国ツアーを行い、特に2008年に開催した「LICENSE vol. ZEPP ENJOY!!」は大きな成功を収め、東京公演では1,200人を動員した。また、2010年の『MOS-1 CUP2009』では、モスバーガーのプレゼン企画で優勝を果たすなど、様々なジャンルで活躍を続けている。

現在の活動

現在、ライセンスは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』を準レギュラーとして出演し、さまざまなバラエティ番組での活躍が見られる。また、彼らは時折トークライブも行い、ファンとの交流を大切にしている。

出演歴とメディア

彼らのテレビ出演はバラエティの他、ドラマやCMにも及んでおり、『マンハッタンラブストーリー』や『みこん六姉妹』といった作品に出演している。このように、ライセンスは漫才だけでなく、幅広いエンターテインメントのジャンルで存在感を発揮している。

おわりに

ライセンスはその独特なスタイルと、メンバー間の深い絆によって、長年にわたり日本のお笑いシーンでその地位を確立してきた。今後の活動からも目が離せない存在である。

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