ラクセーヌ

ラクセーヌ：洛西ニュータウンの中心的商業施設

ラクセーヌは、京都市西京区洛西ニュータウンの中心に位置するショッピングセンターです。1982年4月に開業以来、地域住民の生活を支える重要な拠点として機能してきました。

概要

洛西ニュータウンの中心施設として、バスターミナル、合同庁舎、文化センター、金融機関などが一体的に整備された「タウンセンター」内に位置しています。主な顧客層は洛西ニュータウンとその周辺住民です。国道9号の交通渋滞の影響で亀岡方面からの集客は限られており、集客範囲の拡大が課題となっています。

運営は、京都市が出資する第三セクターの洛西ニュータウン管理公社が行っていましたが、2009年3月末に同公社が解散。京都市住宅供給公社と合併し、現在は京都市住宅供給公社洛西事業部が運営を引き継いでいます。

2014年10月には、近隣にイオンモール京都桂川が開業したため、競争激化に対応するため、核テナントである高島屋洛西店が青果専門店「京都八百一」を導入し、野菜売り場を改装しました。また、2015年には駐車場の一部にニトリが出店するなど、集客力強化に努めています。

2023年7月20日より、耐震改修を含む大規模なリニューアル工事のため一時休業しましたが、同年11月1日にスーパーマーケットなど一部エリアが先行オープンし、同年12月15日に全館リニューアルオープンを果たしました。このリニューアルは、京都市が推進する「洛西"SAIKO"プロジェクト みんなで進める！実行策」の一環として実施されました。

沿革

1982年4月：洛西ニュータウン管理公社運営施設として開業
2006年3月：高島屋洛西店が改装。高級志向の商品を強化
2009年4月：京都市住宅供給公社洛西事業部が施設運営を継承
2014年5月：高島屋洛西店に青果専門店「京都八百一」が出店
2015年11月：ニトリ洛西ラクセーヌ店が開店
2023年7月：リニューアル工事のため一時休業
2023年11月：スーパーマーケットなど一部エリアが先行オープン
2023年12月：全館リニューアルオープン

名称の由来

名称は、小畑川をパリのセーヌ川に見立て、施設所在地である「洛西」を組み合わせて命名されました。この愛称は公募によって決定されました。

主要テナント

高島屋洛西店
ニトリ洛西ラクセーヌ店

アクセス

自動車
京都縦貫自動車道 大原野ICより約6分、沓掛ICより約10分
国道9号 中山交差点より境谷大橋経由で約5分
バス
京都市営バス、京阪京都交通、阪急バス「洛西バスターミナル」下車すぐ

駐車場

ラクセーヌ駐車場（施設南側）
* 洛西中央有料駐車場（施設西側）


ラクセーヌは、地域住民の生活に寄り添いながら、常に変化を遂げていくショッピングセンターです。今後の発展が期待されます。

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