ラダメス・リズ

ラダメズ・コリー・リズ・ガルシア

• - 生年月日：1983年10月6日
• - 出身地：ドミニカ共和国エル・セイボ州エル・セイボ
• - 所属チーム：ユカタン・ライオンズ（メキシカンリーグ）
• - 投打：右投げ右打ち

経歴

オリオールズ時代

ラダメズ・リズは2003年にボルチモア・オリオールズと契約し、プロキャリアをスタートしました。初年度はルーキー級ドミニカン・サマーリーグでプレーし、その後も2004年から2006年にかけて、アメリカのマイナーチームで経験を積みました。特に2006年には、A+級フレデリック・キーズでの活躍が認められ、オールスター・フューチャーズゲームに選出されました。2007年にはAA級ボウイ・ベイソックスでノーヒットノーランを達成し、その後メジャー昇格を果たしました。

パドレス傘下時代

2009年にサンディエゴ・パドレスへ移籍し、AAA級ポートランド・ビーバーズでプレーしましたが、2011年には解雇されました。

韓国球界時代

2011年にはKBOのLGツインズと契約し、8月には韓国プロ野球史上最速の161km/hを記録。2013年には最多奪三振のタイトルも獲得し、注目を集めました。残念ながら、2014年に肘の故障のためLGツインズを解雇されました。

ブルージェイズ傘下時代

その後、2014年にトロント・ブルージェイズと契約し、AAA級バッファロー・バイソンズでプレーしましたが、メジャー昇格には至りませんでした。

パイレーツ時代

2014年にはピッツバーグ・パイレーツとの契約を果たし、2015年にはメジャーに昇格しましたが、その後再度DFAとなり、自由契約となりました。

楽天時代

2015年には東北楽天ゴールデンイーグルスに加入し、初年度は一軍で開幕を迎えました。3月には来日初登板を果たし、無失点で初ホールドを記録しました。しかし、シーズンを通しての成績は芳しくなく、2016年オフには契約を行わず退団となりました。

楽天退団後

応援するファンは多くいましたが、2017年は選手としての所属が無く、ウィンターリーグを経験し、その後マイナー契約でミルウォーキー・ブルワーズへ移籍しました。2018年も自由契約となり、新たな挑戦の日々を続けました。

台湾球界時代とメキシカンリーグ時代

2019年からはCPBLのLamigoモンキーズと契約しましたが、体調不良から早期に退団。2021年にはメキシカンリーグのユカタン・ライオンズで活躍し、15試合で3勝を挙げる一方、2022年にはリーグ優勝に貢献しました。2022年末にはティフアナ・ブルズに移籍し続けました。

選手としての特徴

リズは最速163km/hを計測した実力派右腕で、150km/h台での球速を記録しています。ツーシーム、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を駆使し、バッターを翻弄します。

詳細成績と記録

• - KBO：最多奪三振（2013年）
• - CPBL：最多勝利・最多奪三振（2019年）
• - 月間MVP：2回（2019年）

背番号

• - 58（2007年、2011年 - 2013年、2015年）
• - 62（2008年 - 2009年）
• - 49（2016年）
• - 38（2019年 - 2020年）

ラダメズ・リズは、国際舞台で数々の経験を重ねながら成長し続けている選手です。彼の強力なピッチングには、今後も期待が寄せられています。

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