ラファイエット・アベニュー駅 (INDフルトン・ストリート線)

ラファイエット・アベニュー駅

ラファイエット・アベニュー駅は、ニューヨーク市の地下鉄INDフルトン・ストリート線に位置する駅で、ブルックリン区フォート・グリーンのラファイエット・アベニューとフルトン・ストリートが交わる場所にあります。この駅は1936年に開業し、A系統が終夜運行、C系統が終日運行を行っていますが、外見上はラファイエット・アベニューに出入口がないという少々珍しい構造を持っています。最寄りの出入口は、駅から1ブロック離れた場所に存在します。

歴史

ラファイエット・アベニュー駅の開業は、1936年4月9日のINDフルトン・ストリート線の一部として導入されました。この時、ジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅とロッカウェイ・アベニュー駅が同時に開通し、その一環としてこの駅も設けられました。その後、1940年の5月31日に、駅の真上に位置していたBMTフルトン・ストリート高架線のラファイエット・アベニュー駅が廃止されました。

駅の構造

この駅は2面4線の構造を有し、2つの緩行線と2つの急行線が整備されています。改札階には各ホームへアクセスできる階段がありますが、改札内部からは両ホーム間の移動は不可能です。また、駅名標は緑の背景に白文字で「Lafayette Ave.」と表記されています。駅の東側には急行線と緩行線の間に留置線が1本設けられており、急行線からこの留置線へ入る際には逆走しなければなりません。しかし、緩行線から急行線への接続は片渡り線を用いて行うことができますが、急行線側から緩行線への転線はできません。

さらに、駅はINDクロスタウン線のフルトン・ストリート駅の近隣にあるため、北行の列車を利用し出発からしばらくするとフルトン・ストリート駅が視界に入ります。両駅間には従業員専用の連絡通路も完備されているのが特徴です。

出口

ラファイエット・アベニュー駅では、改札内での南北ホーム間の行き来はできませんが、改札外での移動は可能です。駅にはいくつかの出入口があり、それぞれの出入口が両ホームに接続されています。具体的には、以下の位置に出入口があります。

• - フルトン・ストリートと南ポートランド・アベニューの交差点北東に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南ポートランド・アベニューの交差点北西に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南ポートランド・アベニューの交差点南東に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南ポートランド・アベニューの交差点南西に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南オクスフォード・ストリート、ハンソン・プレイスの交差点北に階段2つ
• - フルトン・ストリートと南オクスフォード・ストリート、ハンソン・プレイスの交差点北東に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南オクスフォード・ストリート、ハンソン・プレイスの交差点南東に階段1つ
• - フルトン・ストリートと南オクスフォード・ストリート、ハンソン・プレイスの交差点南西に階段1つ

駅周辺の施設

ラファイエット・アベニュー駅の周辺には、さまざまな施設や名所があります。バークレイズ・センターやブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック、ブルックリン工業高等学校、フォート・グリーン・パークなどがあります。また、アートや文化の拠点であるアイロンデール・センターやマーク・モリス・ダンス・センター、MoCADA博物館なども徒歩圏内に位置しています。

このように、ラファイエット・アベニュー駅はその立地と歴史により、多くの人々に利用され、周辺の地域に活気を与えています。

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