ラブリィ

「ラブリィ」は、2003年10月1日にコロムビアミュージックエンタテインメント（現・日本コロムビア）から発売されたTAMAO&KIYOSHIのシングルです。この楽曲は、女優・中村玉緒と演歌歌手・氷川きよしという異色の組み合わせによるデュエット作品として注目を集めました。

概要

「ラブリィ」は、ケイ・オプティコムの「eoホームファイバー」のCMソングとして使用され、幅広い層に親しまれました。阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲という、日本の音楽界を代表するコンビが手がけた楽曲であり、中村玉緒と氷川きよしの歌声が絶妙に調和した、心温まる作品に仕上がっています。

特に、氷川きよしにとっては、演歌歌手としてミュージックステーションに約10年ぶりに出演するという点で、大きな話題となりました。これは、演歌というジャンルが、より幅広い音楽ファンにアピールするきっかけになったとも言えるでしょう。ちなみに、1998年のミュージックステーションスーパーライブでは、中澤裕子が「カラスの女房」をモーニング娘。のメドレーの一環として披露していますが、演歌歌手としての単独出演は堀内孝雄以来となります。

収録曲

「ラブリィ」のシングルには、以下の楽曲が収録されています。

1. ラブリィ
2. 誓い
3. ラブリィ~KIYOSHI ONLY Ver.~
4. ラブリィ（オリジナル・カラオケ）
5. 誓い（オリジナル・カラオケ）

全曲、作詞を阿木燿子、作曲を宇崎竜童が担当し、編曲は萩田光雄が手がけています。「ラブリィ」は、デュエットバージョンに加え、氷川きよしがソロで歌うバージョンも収録されており、それぞれの魅力を楽しむことができます。また、カラオケバージョンも収録されているため、ファンにとっては嬉しい内容となっています。

このシングルは、中村玉緒と氷川きよしという異色の組み合わせ、そして、阿木燿子と宇崎竜童という巨匠コンビによる楽曲提供という話題性に加え、CMソングとしての親しみやすさも相まって、多くの人々に愛される作品となりました。

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