ラブリーナイト

「ラブリーナイト」は、1985年10月6日から1994年5月29日までRKB毎日放送ラジオで放送されていたラジオ番組です。毎週日曜日の深夜24時40分から24時50分までの10分間、バップの一社提供番組として放送されていました。

概要

この番組の大きな特徴は、歴代パーソナリティが全て当時バップに所属していたアーティストであったことです。番組は、10分という短い時間の中で、2曲の楽曲を放送し、その合間にパーソナリティによるトークやリスナーから寄せられたハガキの紹介を行うという構成でした。また、回によってはゲストを招いてのトークコーナーも設けられていました。ハガキが採用されたリスナーには、番組特製のテレホンカードなどのプレゼントが贈られていました。

番組の放送はRKB毎日放送のみでしたが、ハガキの募集などはRKBが窓口となっていました。しかし、番組の制作と収録は東京のラジオ番組制作会社である綜合放送のスタジオで行われていたという点が特徴的です。

円谷優子がパーソナリティを務めていた時代には、リスナーから寄せられたメッセージを彼女自身が放送内で読み上げ、留守番電話のメッセージを作成してくれる「優子の声の留守番電話」というユニークな企画が行われていました。

1990年10月の改編で、パーソナリティが藤野明美に交代した際、番組タイトルは藤野明美の楽曲タイトルに合わせて『楽園ホテルに夜がくる』と改題され、『ラブリーナイト』のタイトルは一時的に姿を消しました。しかし、1991年10月の改編でパーソナリティが胡桃沢ひろこに交代した際に、『ラブリーナイト』のタイトルが復活しました。

『ラブリーナイト』の番組終了後、バップ提供のラジオ番組枠は、『久川綾のパジャマナイト』（1994年6月 - 1995年3月）、『青西高嗣の眠れやしねえ』（1995年4月 - 1996年3月）と引き継がれていきました。

歴代パーソナリティ

森川美穂（1985年10月6日 - 1988年6月）
円谷優子（1988年7月 - 1990年9月）
胡桃沢ひろこ（1991年10月 - 1992年9月）
平井菜水（1992年10月 - 1994年5月29日）

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