ラミロ・フネス・モリ

ラミロ・フネス・モリ：国際舞台で活躍したアルゼンチン代表DFの軌跡

ラミロ・ホセ・フネス・モリは、1991年3月5日、アルゼンチンのメンドーサで生まれたサッカー選手です。卓越した守備力と献身的なプレーで知られ、アルゼンチン代表として国際舞台でも活躍しました。現在、CAリーベル・プレートに所属し、再びアルゼンチンでプレーしています。

幼少期とキャリアの始まり

フネス・モリは、双子の兄弟ロヘリオと共にサッカーを始めました。父親の仕事の都合で、2001年に一家でアメリカ合衆国テキサス州アーリントンに移住。そこで地元の高校でサッカーを続け、2008年にはFCダラスのユースチームに加入しました。2009年にアルゼンチンに帰国し、兄弟と共にCAリーベル・プレートの下部組織に入団。

リーベル・プレートでの活躍

2011年、フネス・モリはリーベル・プレートのトップチームデビューを果たします。チームの中心選手として活躍し、2014年にはアルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン、コパ・スダメリカーナ、コパ・カンペオナートのタイトルを獲得。さらに、2015年にはコパ・リベルタドーレス優勝に大きく貢献しました。この輝かしい活躍は、彼の将来を大きく開くこととなりました。一方、双子のロヘリオは2013年にSLベンフィカに移籍しています。

ヨーロッパでの挑戦

2015年9月、フネス・モリはプレミアリーグのエヴァートンFCと契約。プレミアリーグでの初出場は同年9月、チェルシーFC戦でした。そして、同年11月にはAFCボーンマス戦でプレミアリーグ初ゴールを記録しました。その後、2018年6月にはビジャレアルCFに移籍。ビジャレアルでは、2020-21シーズンにUEFAヨーロッパリーグ優勝を経験し、更なるタイトルを獲得しました。

アル・ナスルFC、そしてリーベル・プレートへの復帰

2021年7月、フネス・モリはサウジアラビアのアル・ナスルFCと2年契約を結びました。そして2023年7月、8年ぶりに古巣であるCAリーベル・プレートに復帰。古巣での活躍に期待が高まっています。

アルゼンチン代表での活躍

2015年3月、フネス・モリはエルサルバドル戦でアルゼンチン代表デビュー。2016年10月にはワールドカップ予選のペルー戦で代表初ゴールを決めました。アルゼンチン代表として国際舞台でもその実力を発揮しました。

タイトル

リーベル・プレート
プリメーラB・ナシオナル：2011-12
アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン：2014
コパ・スダメリカーナ：2014
コパ・カンペオナート：2014
コパ・リベルタドーレス：2015
スルガ銀行チャンピオンシップ：2015
ビジャレアル
* UEFAヨーロッパリーグ：2020-21

まとめ

ラミロ・フネス・モリは、アメリカでサッカーを始め、アルゼンチン、イングランド、スペイン、サウジアラビアと様々な国で活躍したワールドクラスのディフェンダーです。数々のタイトルを獲得し、アルゼンチン代表としても貢献した彼のキャリアは、多くのサッカーファンに記憶されることでしょう。今後、CAリーベル・プレートでの活躍にも期待が高まります。

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