ラムちゃんの戦争

ラムちゃんの戦争

『ラムちゃんの戦争』は、漫画家・和田慎二によって描かれた短編漫画作品です。1978年4月号の『月刊プリンセス』に掲載されました。

概要

物語の中心となるのは、勉強があまり得意ではない小学生の女の子、ラムです。彼女には、マッドサイエンティストであるおじいちゃんがおり、ある日、おじいちゃんはラムのために巨大な人型ロボットを開発します。ラムはそのロボットを操縦し、街で大暴れを繰り広げるという、コミカルで破天荒なストーリーが展開されます。

和田慎二の初期の作品であり、その後の作風を確立する上で重要な一作とされています。少女漫画でありながら、ロボットというSF的な要素を取り入れた点も特徴です。また、主人公のラムの天真爛漫なキャラクターが、読者に元気と笑いを届けます。

書籍情報

『ラムちゃんの戦争』は、いくつかの短編集に収録されています。主な収録書籍は以下の通りです。

ラムちゃんの戦争 - 和田慎二傑作集: 白泉社〈ジェッツコミックス〉から1985年に刊行されました。ISBN 459213057X
この傑作集には、以下の作品が収録されています。
ラムちゃんの戦争（『プリンセス』1978年4月号掲載）
さよなら林間学校999（スリーナイン）（『プリンセス』1981年7月号掲載）
ラムちゃんの戦争（ワイド版）: 『花とゆめ』1983年2号、3号に掲載されました。
恐怖の復活: 秋田書店から刊行された作品集にも、『ラムちゃんの戦争』と『さよなら林間学校999』が収録されています。

これらの書籍を通じて、現在でも『ラムちゃんの戦争』を読むことができます。和田慎二の独特な世界観と、ラムちゃんの活躍をぜひお楽しみください。

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