ラランド (お笑いコンビ)

ラランドについて

ラランド（LALANDE）は、日本の男女お笑いコンビで、サーヤとニシダの2名で構成されています。このコンビは2021年3月に設立した自身の事務所「レモンジャム」に所属し、以前はフリーで活動していました。彼らの出囃子として知られているのは、音楽プロデューサーJJJの「wakamatsu」です。

メンバー紹介

サーヤ

サーヤ（本名：門倉早彩）は1995年生まれの28歳で、コンビでボケを担当しています。立ち位置は向かって左で、株式会社レモンジャムの代表取締役社長を務めています。サーヤは東京都八王子市出身で、特技はラップ鑑賞や散歩です。音楽活動の際は「CLR」という名義を使用し、英検準一級を取得しています。育った環境の影響で幼少期からお笑いに興味を持ち、特に『ダウンタウンのごっつええ感じ』が影響を与えたと語っています。サーヤは中高一貫校に進学後、お笑い活動を始め、高校では友人が少なかったと述べています。

ニシダ

一方、ニシダ（本名：西田亘輝）は1994年生まれの30歳で、ツッコミを担当しています。彼は山口県宇部市出身で、神奈川県鎌倉市で育ちました。立ち位置はサーヤの向かい側の右です。ニシダの趣味はマッチングアプリやギャンブル、さらに彼は水泳の腕前も持っています。彼は帰国子女で、スペインやドイツで生活していた経験があります。

コンビの結成と活動

ラランドは、2014年にサーヤとニシダが上智大学での出会いを経て結成されました。二人は大学内のお笑いサークルで知り合い、その後、数々のお笑いイベントや賞レースに参加することになります。特に、大学4年生の時に参加した「NOROSHI 2018」では、サーヤが全ての種目に単独で挑戦し、関わったすべてのチームが優勝するという偉業を成し遂げました。

複数の活動を行う中で、広告代理店に就職したサーヤは、広告業界とお笑いの関連性に気づき、二重生活をスタート。ニシダもその間にお笑いサークルでの経験を生かし、ラランドの活動を続けます。

芸風と受賞歴

ラランドは主にコントや漫才を行っており、サーヤがキャラクター豊かなボケを展開するスタイルが特徴です。二人は具体的な台本ではなく、会話を基にネタを作るスタイルを取っています。その結果、着実に成績を残すようになり、特に『M-1グランプリ』や『キングオブコント』などでの活動でも目立っています。具体的な成果としては、2019年には『M-1グランプリ2019』でアマチュアながら準決勝に進出するなどの実績があります。

現在の活動

最近では2020年にYouTubeチャンネル「ララチューン」を開設し、様々なオリジナル企画を配信しています。2021年3月には「レモンジャム」を設立し、大阪進出を宣言するなど、その活動の幅を広げています。また、コンビはテレビやラジオ番組にも出演し、幅広いジャンルで才能を発揮しています。

サーヤは音楽活動やドラマ出演にも力を入れ、ニシダも小説を書いてみせるなど、それぞれのクリエイティブな才能を発揮しています。このようにラランドは、お笑いだけでなく、多岐にわたる表現活動を行いながら、日々新たな挑戦を続けています。

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