ララ・アルアバレナ

ララ・アルアバレナ・ベシノ（Lara Arruabarrena Vecino、1992年3月20日 - ）は、スペイン・バスク州ギプスコア県トローサ出身の女子プロテニス選手です。身長166cm、右利きで、バックハンドは両手打ちというプレースタイルが特徴です。WTAランキングの最高位はシングルス52位、ダブルス28位を記録しています。

プロとしてのキャリア

2007年にプロデビューを果たしたアルアバレナは、ジュニア時代からその才能を発揮していました。2010年には全仏オープンジュニアダブルスでマリア・テレサ・トロ・フロルとペアを組み、準優勝という成績を残しました。この時の決勝では、第5シードのティメア・バボシュとスローン・スティーブンス組に惜しくも敗れています。

2012年はアルアバレナにとって飛躍の年となりました。2月にはコロンビア・ボゴタで開催されたWTAインターナショナルトーナメント、クラロ・コルサニータス・カップで決勝に進出し、アレクサンドラ・パノワをストレートで下してWTAツアー初優勝を飾りました。これは過去7年間でスペイン人選手として5回目の優勝であり、アルアバレナの他にもルーデス・ドミンゲス・リノ、ヌリア・リャゴステラ・ビベス、マリア・ホセ・マルティネス・サンチェスが同大会で優勝を経験しています。

同年の全仏オープンでは、予選を勝ち抜き四大大会の本戦初出場を果たしました。しかし、1回戦では第13シードのアナ・イバノビッチに敗れる結果となりました。続く全米オープンでも予選を突破し、本戦1回戦ではシャハー・ピアーを破り、四大大会本戦初勝利を挙げました。しかし、2回戦では第30シードのエレナ・ヤンコビッチに敗れています。

2015年の全米オープンダブルスでは、アンドレヤ・クレパーチとのペアで第15シードとして出場し、準々決勝で第11シードのサラ・エラニとフラビア・ペンネッタ組に敗れ、ベスト8となりました。3回戦では、第3シードのティメア・バボシュとクリスティナ・ムラデノビッチ組を破る快挙を成し遂げています。

2018年の全仏オープンダブルスでは、カタリナ・スレボトニクとのペアでノーシードから出場し、準々決勝で第2シードのアンドレア・フラバーチコバとバルボラ・ストリコバ組に敗れ、ベスト8という結果に終わりました。1回戦では、第12シードのエリーズ・メルテンスとデミ・スゥース組を破っています。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス:

優勝: 2回
準優勝: 2回

ダブルス:

優勝: 7回
準優勝: 6回

ジュニアグランドスラム決勝進出結果

ダブルス:

準優勝: 1回

グランドスラム成績

アルアバレナは、四大大会においても一定の成績を収めています。以下に、彼女のグランドスラムにおけるシングルスとダブルスの成績をまとめます。



（※詳細な成績については、省略します）

プレースタイル

アルアバレナは、右利きで両手バックハンドというプレースタイルを持っています。彼女の持ち味は、安定したストロークと粘り強いプレーであり、相手にプレッシャーを与えることができる点です。

まとめ

ララ・アルアバレナは、スペインを代表する女子プロテニス選手の一人として、WTAツアーやグランドスラムで活躍を続けています。その実力と実績は、今後のさらなる活躍を期待させるものであり、彼女のプレーは多くのテニスファンを魅了しています。

外部リンク

ララ・アルアバレナ - WTAツアーのプロフィール （英語）
ララ・アルアバレナ - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール （英語）
ララ・アルアバレナ - 国際テニス連盟

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