ラリー・ブラウン (タイトエンド)

ラリー・ブラウン（Larry Brown、1949年7月16日 - ）は、フロリダ州ジャクソンビル出身のアメリカンフットボール選手です。NFLのピッツバーグ・スティーラーズで、1971年から1984年までの14シーズンにわたり、タイトエンドおよびタックルとしてプレーしました。

カンザス大学時代には、1968年にジョン・リギンズ（後にプロフットボール殿堂入り）やQBボビー・ダグラスといった選手たちと共にオレンジボウルに出場を果たしました。この時の経験が、彼のプロとしてのキャリアを築く上で大きな影響を与えたと考えられます。

1971年のNFLドラフトで、ラリー・ブラウンは5巡目でピッツバーグ・スティーラーズに指名され入団しました。入団から1976年まではタイトエンドとして、そして1977年からはタックルとしてチームに貢献しました。ポジションが変わっても、彼は常にチームのために全力を尽くし、その献身的な姿勢は多くのチームメイトやファンから尊敬を集めました。

ラリー・ブラウンは、スティーラーズが1970年代に4回制覇したスーパーボウル（第9回、第10回、第13回、第14回）すべてに出場した22人の選手のうちの一人です。これは、彼の選手としての能力の高さを示すとともに、チームにとって不可欠な存在であったことを物語っています。スーパーボウルでの彼の活躍は、スティーラーズの黄金時代を語る上で欠かせない要素となっています。

1982年にはプロボウルに選出され、その年のNFLを代表する選手の一人として認められました。長年の努力が実を結び、プロとしてのキャリアにおけるハイライトの一つとなりました。

現役引退後、ラリー・ブラウンは元チームメートのJ・T・トーマスと共に、1980年代後半にレストラン事業に乗り出しました。フットボールで培った経験を活かし、新たな分野でも成功を収めました。

ラリー・ブラウンのNFLにおける通算成績や詳細な情報は、NFL.comやPro-Football-Referenceなどのウェブサイトで確認することができます。

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