ランディ・キム

ランディ・キム

ランディ・キム（Randy Kim、1975年3月25日 - ）は、韓国出身の男性キックボクサーであり、かつては砲丸投選手として活躍しました。本名はキム・ジェイル（Kim Jae Il）です。2006年に格闘家へ転身しました。

来歴

砲丸投げ

ランディ・キムは、砲丸投選手として目覚ましい実績を残しました。

2002年6月11日、全国陸上競技選手権で韓国記録を更新し優勝。
同年、釜山アジア大会の代表選考会でも韓国記録を更新し優勝。
同年、全国種別陸上競技選手権でも韓国記録を更新し優勝。
アジア陸上競技連盟主催の第14回アジア陸上競技選手権大会に出場し、砲丸投げで3位に入賞、銅メダルを獲得。
2002年10月16日、地元釜山市で開催された第14回アジア競技大会では5位。
2004年、釜山国際陸上競技選手権大会で優勝。

輝かしい実績を残していましたが、2006年6月3日に韓国でK-1転向の記者会見を行い、陸上競技からの引退を表明しました。

K-1

2006年、ランディ・キムは格闘家としての新たなキャリアをスタートさせました。

2006年12月31日、K-1デビューとなる『K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』で武蔵と対戦し、右ストレートでKO負け。
2007年4月28日、『K-1 WORLD GP 2007 in HAWAII』で澤屋敷純一と対戦し、左フックでKO負け。
2007年9月29日、『K-1 WORLD GP 2007 IN SEOUL FINAL16』のオープニングファイトでキム・ミンスと対戦し、判定負け。当初はパク・ヨンスと対戦予定でしたが、ヨンスのGP出場が決定したため対戦相手が変更になりました。
2008年8月9日、K-1 WORLD GP 2008 IN HAWAIIのリザーブファイトでヴィリトーヌ・フォナカラフィに2RKO勝ちし、K-1初白星を挙げました。1回戦で勝ち上がったマイティ・モーが負傷棄権したためリザーバーで準決勝に進出しウェズリー"キャベージ"コレイラに2RKO勝ち。決勝でグーカン・サキに2RKO負けを喫しましたが、谷川貞治には「精神力が強くなった」と評価されました。
2008年9月27日、K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL FINAL16のオープニングファイトでパク・ヨンスと対戦し、2RKO勝ち。
2009年5月31日に水原イビスアンバサダーホテルで韓国人女性と結婚式を挙げました。結婚式には、イ・ビョンホンやチェ・ホンマンが参加しました。

戦績

戦績に関する詳細な情報は割愛します。

備考

イ・ビョンホンは従兄弟にあたります。
砲丸投では、韓国記録を4度更新した経験があり、韓国国内の大会では何度も優勝しています。しかし、国際大会での優勝は釜山国際陸上競技大会のみで、それ以外での国際大会での優勝経験はありません。K-1で紹介されている「アジア大会砲丸投げ優勝（2002）」は誤りです。

獲得タイトル

K-1 WORLD GP 2008 IN HAWAII 準優勝

脚注

脚注に関する情報はありません。

関連項目

男子キックボクサー一覧
K-1選手一覧

外部リンク

K-1 選手データ

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