リアライズコーポレーション

株式会社リアライズコーポレーション：多角的な事業展開と高い成長性

株式会社リアライズコーポレーションは、東京都港区に本社を置く企業です。資産運用、経営コンサルティング、車両リース、事業承継・M&A支援、そして運送会社向けIT支援など、多岐にわたる事業を展開しています。特に、同社の革新的な金融スキームは業界に大きなインパクトを与えています。

トラックファンドとノンリコースローン：業界をリードする金融スキーム

同社は、日本初のトラックを投資対象とする投資ファンド「トラックファンド」を開発・組成しました。2018年には、このトラックファンドにノンリコースローンを導入。これもまた日本初の試みで、業界に先駆けた取り組みとして注目を集めています。

さらに、運送会社向けには、トラックファンドのスキームを活用したオペレーティングリース「R・リース」を提供しています。これは、借り手が車両を保有することなくリースを利用できる画期的なサービスです。

2020年には、京都市交通局と市バス車両のリースバック契約を締結し、「バスファンド」を組成しました。これは、同社の金融スキームの適用範囲を広げる、重要な一歩となりました。

急成長企業として高い評価

リアライズコーポレーションは、その高い成長性から、英Financial Times社と独Statista社が共同で発表する「FT ranking:High-Growth Companies Asia-Pacific 2023」において、アジア太平洋地域の急成長企業トップ500社にランクインしました。2020年から4年連続でランクインしており、2023年には81位という高い順位を獲得しています。これは、同社の事業戦略と実行力の高さを示す、大きな成果と言えるでしょう。

充実した事業所ネットワーク

リアライズコーポレーションは、本社を東京都港区に置くほか、全国各地に事業所を展開しています。東京、札幌、仙台、熊谷、名古屋、大阪、松山、福岡などに支店や営業所があり、広範囲にわたる顧客への対応体制を構築しています。

堅実な財務基盤

2023年2月時点では、55もの金融機関と提携関係を築いています。これは、同社の財務基盤の堅実さを示すものであり、今後の事業展開においても大きな強みとなるでしょう。

社会貢献活動への積極的な取り組み

リアライズコーポレーションは、企業としての社会貢献にも積極的に取り組んでいます。KONDO Racingとの共同プロジェクトへの参画や、「リアライズ奨学金」の設立など、未来を担う若者への支援にも力を入れています。

KONDO Racingとの共同プロジェクト:

近藤真彦率いるKONDO Racingのメインプロジェクトパートナーとして、SUPER GTやスーパーフォーミュラに参戦。日産自動車、日産自動車大学校との共同プロジェクトとして、日産自動車販売会社の整備士もチームに参画し、人材育成にも貢献しています。

リアライズ奨学金:

日産自動車大学校に通う学生を対象とした特別給付奨学金制度を設け、経済的な理由で学習に困難を抱える学生を支援しています。

メディアへの露出

同社の取り組みは、テレビ東京系列の「ワールドビジネスサテライト」や「日経スペシャル ガイアの夜明け」など、数多くのメディアで取り上げられています。

沿革

2010年1月、株式会社リアライズカンパニーとして設立。2015年には株式会社クロブを買収し、中古トラックの販売・レンタルリース事業に進出。2016年には日本初の中古大型トラックファンド「トラックファンド」を組成し、同年10月には商号を株式会社リアライズコーポレーションに変更しました。

まとめ

株式会社リアライズコーポレーションは、革新的な金融スキームと多角的な事業展開、そして社会貢献活動を通じて、着実な成長を遂げている企業です。今後の更なる発展が期待されます。

もう一度検索